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モノづくり

創業以来、私たちは「熱」を通じて、人々の健全で心地よい暮らしを提供してきました。しかし熱機器は、少しの不具合によって、大きな事故につながる可能性があります。総合熱エネルギー機器メーカーとして、お客様の安全と安心を第一と考え、開発・製造の現場で、徹底した「品質のつくりこみ」を行ってきました。最良のモノづくりにチャレンジするために、次の2つを大切にしています。

一貫生産

設計から加工・組立・検査・出荷まで一貫して行うことで、高い品質を確保しています。

自前化

品質向上のために、生産設備の内製化を追求しています。

新製品開発プロセスにおける製造部門の役割

1フロントローディング
  • 新製品の開発プロセスにおいて製造部門は初期の段階から関与をしています。従来は開発部門での製品設計が完了した後から関与をしており、生産立ち上げを行う過程で製造上の問題点を、そのつど開発部門へフィードバックしておりましたが、この方法では細かな修正が主となり、大きな改善ができません。フロントローディングの導入により、生産方法を抜本的に見直し、過去と比べ格段に生産性の高い製品を開発することができました。
  • 協議の様子
    協議の様子

フロントローディングで、品質・生産性の作り込みを行う際には仮想空間上に現実同様の組立ラインを構築し、精度の高い検討を行っています。

  • 動線の最適化
    動線の最適化
  • レイアウト設計
    レイアウト設計

初期段階に生産上の制約を製造部門から開発部門に連携することでロボットによる自動化がしやすい製品設計を実現することができました。

  • SKコンロネジ締めロボット
  • 【成功事例】

    SKコンロ(マイトーン)組立ライン(2018年量産開始)

    ネジ締め自動化率を大幅に向上

2生産立上げ

製造部門では生産技術部門と連携し、生産設計や設備制作(自動化設備・FP装置・検査装置)、ソフト制作(情報システム)を自前で行っています。

組立ライン生産設計

新製品の組立工程を設計・製作しています。
IE改善の手法を駆使し、ムリ・ムダ・ムラのない生産工程を作り上げます。

  • 徹底した「前供給・前取り」の展開
  • 徹底した「前供給・前取り」の展開

徹底した「前供給・前取り」の展開

「前供給・前取り」: 作業者の「前」から部品を供給し、作業者が「前」から部品を取れる状態

自動化設備導入

産業用ロボットを活用し、ねじ締め・部品セットなどの組付け作業を自動化。
ロボット同士をネットワークで連結し、複数ロボットの協働を実現しています。

  • 部品自動セット
    部品自動セット
  • 無人検査機
    無人検査機
  • 協働ロボット
    協働ロボット

DX

生産現場の様々な情報を自動収集し、素早く対応できる仕組みを構築。
改善活動に注力できる体制づくりを進めています。

  • ライン情報分析
  • DXイメージ