グローバル人材の育成
国境を越えて活躍できる人材育成と全世界の当社グループ従業員の能力向上を目的として、「経営・マネジメント部門」「商品開発部門」および「モノづくり部門」が、各々の研修プログラムと相互赴任による業務実践プログラムを展開しています。国内人材に関しては、20代から「海外グループ会社への出向」の機会を与え、現地赴任による実践体験をベースとしたカリキュラムで、異文化への適応力と国際ビジネス感覚を磨いています。
VOICE
横井 秀則
- 生産数の増加に備え、現地メンバーと一緒になって徹底した品質管理と生産体制を構築
- 入社後、瀬戸工場にて約23年間、給湯器の製造・品質管理業務に携わり、2021年1月からリンナイブラジルに駐在しています。赴任時は、初めての海外生活と言葉の問題に加えてコロナ禍での行動制限がある状態で戸惑うことも多くありました。
リンナイブラジルでは給湯器・ソーラーパネル・貯湯タンクの生産を行っており、主な業務として部品受入れから製造工程・市場クレーム品調査等の品質管理と製造現場の改善業務を行っています。
これまで学んだことや人間関係を活かして日々の業務を行っていますが、文化や考え方の違いで日本と同じやり方では通じないことが多く苦労もあります。その反面、問題を解決した時や目標を達成した時に大きな達成感があります。今後もブラジル国内のシェア拡大と中南米各国への輸出増加による生産数の増加に備え、現地メンバーと一緒になって生産体制を構築していきます。
VOICE
宇野 剛史
- 異文化に触れ、毎日が勉強業務内外で信頼される人間になれるよう心掛けています
- 入社して5年間、日本の海外事業本部にてアジア、欧米等の国を担当し、貿易業務/商品企画/代理店営業に携わりました。その後シンガポール、マレーシアの現地法人にてそれぞれ2年間社長秘書として駐在。日本に戻り海外事業本部にて勤務した後、3年前よりベトナムに赴任し販売・マーケティング業務を担当しています。
3か国目の駐在ですが業務環境や文化等は過去の経験と全く異なり、思い通り物事が進まないことが多いですが、その分毎日が勉強で面白さもあります。海外勤務では特に仕事相手との信頼関係構築の大切さ、かつ、その困難さを実感することが多く、業務内外で信頼される人間になれるよう心掛けて行動しています。
私生活ではベトナムに帯同赴任している家族との時間を大切にしつつ、運動不足の解消、気分転換のためにも学生時代から続けているラグビーをして汗を流しています。
