グローバル人材の育成
国境を越えて活躍できる人材育成と全世界の当社グループ従業員の能力向上を目的として、「経営・マネジメント部門」「商品開発部門」および「モノづくり部門」が、各々の研修プログラムと相互赴任による業務実践プログラムを展開しています。国内人材に関しては、20代から「海外グループ会社への出向」の機会を与え、現地赴任による実践体験をベースとしたカリキュラムで、異文化への適応力と国際ビジネス感覚を磨いています。
VOICE
伊藤 守利
- 人口増加が期待できる大国で製造責任者として勤務
- 入社後、生産技術にて設備製作・設計業務を約14年間、瀬戸工場にて製造技術にて7年間、その後2020年12月よりリンナイインドネシアに赴任しております。初めての異国生活と業務環境に加え、赴任時はコロナ禍であり、緊張の連続でした。
リンナイインドネシアでは、製造責任者として2工場・約2,000人の従業員の管理を担っております。陽気ではありますが、温和で控えめな国民性から自主的な改善が出来ていない状況でした。指示するのではなく、意見を出し合う、一緒に考える雰囲気づくりに努めてきたことで、徐々に積極的になった従業員の日々の成長に喜びを感じています。
インドネシアは人口2億7000万人超、平均年齢が20代で、今後も人口増加をするポテンシャルの高い国です。東南アジアでのリンナイブランドを担う重要な拠点として、更なる成長を図れるように努めております。
私生活では、単身赴任という事もあり、これまで全くしなかった料理が出来るようになりました。異国での健康管理は海外赴任者の重要スキルの一つと捉え、毎日自炊して、これまでの赴任2年半を弁当持参で、皆勤を続けております。
VOICE
阪口 方基
- 現地特有の交渉術を習得し、双方のメリットが得られる営業をめざす
- 2016年に入社し5年半の間、海外事業本部で欧州・豪州・東南アジアの様々な業務を携わり、2022年1月から林内香港に駐在しています。
林内香港の法人全般業務を行いながら、香港及びマカオのガス会社への営業を行っています。
着任してすぐに新型コロナウイルスの影響による行動制限を身をもって経験しましたが、お客様との会話のネタにすることによって、距離を詰めることができました。
香港に駐在している間は香港人の感覚・思考を可能な限り肌をもって理解すること、私自身が香港にローカライズできるように行動をしております。
現地・その会社にある特有の仕事の進め方・交渉術は厳しいものがありますが、双方のメリットがあり納得ができる営業を行えるように、今後も研鑽を重ねてまいります。
