肌の水分を保ち、眠りを促進するマイクロバブル入浴

マイクロバブル入浴では体の汚れを落とせますが、汚れが落ちると言うことは皮脂も落ちるということです。皮脂が落ちれば体の水分を保つ効果も落ちやすいと考えるのが普通ですが、マイクロバブル入浴は皮脂は落としながらも角質水分量が保てるという結果が出ています。
そもそも入浴自体が肌のうるおい効果を高める理由については、さまざまなメカニズムが作用していることが複数の研究から示唆されています。なかでも一番大きいとされているのが、入浴による体の温まりがより促進されて、血流が良くなることです。血流が良くなれば血液が皮膚に運ぶ水分量も増えて、皮膚の隅々までうるおいが行き渡る、という考え方です。
マイクロバブル浴は全身くまなく、細かい隙間まで洗浄できます。無理してゴシゴシと体を洗う必要はなく、時短にもなります。楽に、そして肌に優しく体を洗えるマイクロバブル浴は、長期的な視点での美肌につながるものと考えています。

通常、入浴した直後は興奮・緊張状態となり、70分程度は眠れる状態にはならないのですが、マイクロバブル入浴なら、その緊張状態が50分程度に抑えられます。忙しい中でも、可能な限り睡眠時間を確保するためには、入眠前に20分の時短ができるメリットはとても大きいです。
睡眠で十分に疲労回復や脳のリフレッシュを行うためには、入眠してすぐに「深睡眠」と呼ばれる状態に入るのが理想的です。入浴をするとより早くより深い睡眠を取りやすくなります。そして今回の調査結果を見るとマイクロバブル浴はさらに短時間でそのような眠りに入れるのではないかと推測します。

※心拍変動係数（CV値）は、副交感神経機能の指標と考えられており、自律神経機能の簡易評価に用いられます。