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リンナイは電気とガスの組合せで、優れた環境性能を持つハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE(エコワン)」を販売推進しています。マンション等の集合住宅に導入を進めていただいている三菱地所レジデンス様にお話をうかがいました。

VOICE

三菱地所レジデンス株式会社 第三開発部 開発第一グループマネージャー 小日向 晋様 販売一部 販売グループ チーフ原 尚規様
三菱地所レジデンス株式会社
(左から)第三開発部
開発第一グループマネージャー
小日向 晋様
販売一部 販売グループ チーフ
原 尚規様
~「ECO ONE(エコワン)」推進について三菱地所レジデンス様に聞く~
このたび、三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス 松戸本町」にリンナイさんのハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE(以下、エコワン)」を全戸導入させていただきました。
三菱地所レジデンスのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みとしては、CO2排出量を2030年に50%削減(2019年比)を掲げており、その中の一つとして2025年以降のマンション販売をすべてZEH-M OrientedまたはZEH Orientedをめざしております。
エコワンは電気とガスのハイブリッドによる高効率化で省エネ性に優れていて、これを導入したことによってZEH-Mの実現に大きく貢献するものとなっています。
※ ZEH-M OrientedまたはZEH Oriented: 断熱性能を向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、マンション全体での一次エネルギー消費量を20%以上削減したマンション

住宅業界においてZEHへの流れはどこも同じで、これによって起こる現象としては、電力を強めるのか、ガスを強めるのか、といった選択が求められてしまいます。ZEHの制限がある中で電気を強めると床暖房の選択肢が狭まるといったことになってしまいますが、エコワンがあれば、快適な住宅設備の導入を諦めずにZEH対応マンションに住むことができます。
電気とガスのそれぞれの良さを生かせるという点では、災害においてどちらかが使えなくてもライフラインが確保できることや、エコワンのタンクの水を生活用水として使えるなど、レジリエンス性(災害での復旧能力)も大きな魅力です。

「ザ・パークハウス 松戸本町」のエントランス
「ザ・パークハウス 松戸本町」のエントランス

弊社商品の「ザ・パークハウス」は洗練されたブランドとして築きあげてきましたが、エコワンはそのイメージと合っていて、商品のデザイン性もさることながら、リンナイさんから発信していただいているブランドイメージがより優雅なものに仕立てられていると感じます。
リンナイさんは、「商品開発力」「粘り強さ」「洗練されたデザイン」といった点においてイメージが変わってきました。歴史のある会社ですので、過去の実績からの評判や信頼がある中で、さらに時代と共に革新して変わってきているというのが良い所だと思います。

集合住宅向けハイブリッド給湯器「ECO ONE X5(エコワン エックスファイブ)」
集合住宅向けハイブリッド給湯器
「ECO ONE X5(エコワン エックスファイブ)」

我々の戦略であるCO2削減やZEH化においてエコワンは欠かせない住宅設備であることは間違いないですので、これからも積極的に導入していきたいと考えていますが、課題がないわけではありません。設置スペースを大きく取ることから、居住空間を犠牲にしていることになり、まだまだ改善の余地があります。現在でもバリエーションを展開していますが、設置方法や商品の組み合わせ方にはアイデアが必要ですので、我々も一緒になって考えていきたいですし、要望に応えられるような商品開発を期待しています。