1. ホーム
  2. CSR・社会・環境
  3. 人材育成

人材育成

「高い倫理観を持ち、目標に向かってたゆまぬ努力で挑戦し続ける社員を育成する」を基本的な考えとして常に率先実行し、事業を牽引できる人材の育成を推進しています。階層別研修、専門研修、OJT実践指導と海外も含めた職場異動ローテーションにより、自己成長への多くの機会を提供しています。

OJTを基盤とする人材育成

「人を最も大切な経営資源」と位置づけ、従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、発揮するための人材育成を進めています。
仕事を通じ上司から部下への「OJT(上司から部下への直接指導)」を育成手段の主軸に置き、職責に合わせて人間力向上を支援する「階層別研修」と、専門プロ化を推進する「専門分野別研修」を両輪とした「3本柱の育成体系」を基本としています。また、2010年度から、事業計画を推進している組織リーダーのさらなるレベルアップを目的とした研修を実施し、より質の高いプログラムを社内で企画し実践しています。

主な階層別研修
研修 対象 内容
新入社員研修 新入社員 社会人の基本(マナー・プロ意識)、リンナイ社員の基本(会社概要・リンナイ精神・企業倫理・人事制度・品質/環境理念)、メンタルヘルス
新入社員フォローアップ 総合職(事営職)1年目、総合職(技術職)2年目、一般職(技能職)2年目 仕事に対する意欲・プロ意識の向上(新入社員研修の再確認、同期同士が集まって現状を共有)
S4昇格者研修 S4昇格者 基本事項の再確認(企業倫理、経営方針)、自己特性の認知(自分の強みをさらに伸ばす)、経営意識の強化(経営計画書の作成)
M6昇格者研修 M6昇格者 企業倫理・経営方針の再確認、管理監督者としての義務の理解(就業規則、労働基準法、問題社員の対応)、マネジメントの理解
M6昇格者フォローアップ研修 M6昇格者 共通のゴールを再認識、管理職としての行動の価値観を再確認、職場の全体効率を再考
考課者研修フォローアップ研修 職務上、部下との面談や 考課が必要となった者

人事制度の再確認

  • 人事考課の目的や方法の理解
  • 面談実践による面談スキルの向上
  • 新入社員研修
    新入社員研修
  • 新入社員研修

キャリア開発のレビューと支援

各種育成プログラムを有効に機能させるためには、組織が必要とするスキル(力量)と従業員一人ひとりがめざす自己成長の姿との一致が重要です。
当社では、各部門が必要とするスキルと力量を定めた「スキル管理表」または「スキルマップ」を準備し、従業員に対して会社が期待する成長の姿(技術と力量)を明確に定義、開示しています。従業員はこれに基づき、現在の「役割と責務」を認識し、「個人面談」などを通して「現在の評価、今後の自分への期待」を上司からのアドバイスのもと、自己成長目標を毎年見直し、チャレンジしています。
上司は、日常業務の中で個人の成長度合いや活躍度を細かくレビュー(力量評価)し、「個人面談」や「人事考課フィードバック面談」などで評価結果を的確に伝え、成長への積極的なナビゲーションを行っています。

自己啓発のサポート

従業員一人ひとりのより高い専門的な知識・技能・教養の習得や人格形成を支援するために、各種階層別教育を開催し「人間力向上についての様々な気づき」の機会を与えるとともに、自己啓発希望者に対しては、「語学教育、通信教育、社外公開講座、技能検定・国家資格取得教育の支援および他社(異業種)人材との交流会」などを積極的に推進しています。
また、海外勤務意欲の高い若手従業員に対しては、公募による「短期海外赴任研修プログラム」を準備・運用しており、現在では豪・米・ASEAN各国に計6名の若手エンジニアが赴任しています(米国、豪州、ブラジル、タイ)。海外自社拠点での業務経験を通じてグローバルに活躍できる人材育成を推進しています。

モノづくりの伝承

生産技術センターでの教育

2010年3月に設立した「生産技術センター」では、最先端のモノづくりを追及する場としてコア技術の深掘りを行うとともに、国内外グループ会社でモノづくりに携わる人材の育成を行っています。
モノづくりの伝承のため、人材育成サポートツールとして30種類を超える「ビジュアルマニュアル」を作成し、各種技能有資格者が過去から蓄積してきたモノづくりの技術を海外グループ会社からの研修者を含めた従業員に対し、きめ細かな教育を行っています。

各事業所での教育

  • 各事業所では、蓄積してきた加工技術や新技術、熟練した従業員が持っている「現場の勘」といった無形資産を蓄積・継承するための「モノづくり継承の場」を事業所内に設置しています。新たに配属された従業員がモノづくりの基礎を学ぶ場として、また、「効率改善・管理の強化」などのモノづくりの共有・伝承・人材育成の場として活用しています。

  • 各事業所での教育

グローバル人材の育成

国境を越えて活躍できる人材育成と全世界の当社グループ従業員の能力向上を目的として、「経営・マネジメント部門」「商品開発部門」および「モノづくり部門」が、各々の研修プログラムと相互赴任による業務実践プログラムを展開しています。国内人材に関しては、20代から「海外グループ会社への出向」の機会を与え、現地赴任による実践体験をベースとしたカリキュラムで、異文化への適応力と国際ビジネス感覚を磨いています。

経営、マネジメント部門

本社管理部門では、定期的に現地に出向き「経営・経理面」での指導と人材育成を行っています。また、特別要請時には、「業務改革プロジェクト」を発足し、日本のプロメンバーが計画的に現地に出向き、改善手法を指導し、実践を通じて結果を出させる方法で現地の経営人材を育成しています。

商品開発、モノづくり部門

日本と現地の双方間で毎年20名程度の人材交流を積極的に進めています。海外グループ会社メンバーは、日本の開発、工場、管理部門で実務と自社改善課題をOJTで約1年間学びます。また、日本からの海外出向者は、現地拠点で「商品マーケティング、品質問題対応」および「工場の製造・生産システム改善」などを実践し、企業文化である「こだわり」の伝承と日本流の「モノづくりと品質保証ノウハウ」を現地の管理職に指導しています。

VOICE

リンナイブラジルヒーティングテクノロジー 金田 敬太
リンナイブラジルヒーティングテクノロジー
金田 敬太
海外グループ会社出向者の声1
給湯器の生産拠点である瀬戸工場で、生産設備の製作・設備管理・保全業務に8年間携わり、2017年1月よりリンナイブラジルで製造系の駐在員として勤務しています。
ブラジルでは、自動化設備の立ち上げや新製品開発のサポート等、多岐にわたる仕事を行っています。その分、勉強しなければいけない事や、苦労もありますが、日本では経験できない仕事もやらせて頂いており、充実した日々を過ごしています。仕事の進め方や考え方の違いによる苦労もありますが、担 当 者とのコミュニケーションを密に取り、現場改善に取り組んでいます。着任早々に新工場建築のプロジェクトが始まり、レイアウトや設備投資を一から検討する機会を頂き、自己の成長に大きく寄与しました。
ブラジル含む中南米市場では、ガス瞬間給湯器はあまり普及しておりませんが、大きなポテンシャルを秘めた市場です。中南米市場での生産拠点になるべく、良い物を安く作る事をとことん追求し、リンナイブランドの発展に貢献していきたいです。

VOICE

リンナイニュージーランド 鈴木 崇仁
リンナイニュージーランド
鈴木 崇仁
海外グループ会社出向者の声2
生産技術部で約10年間、自動化設備製作の業務に携わっておりました。その後、2018年1月よりリンナイニュージーランドで技術駐在員として勤務しています。具体的な業務は、生産ラインへの設備・治具導入による生産性改善、品質向上や開発と協議し、原価低減の取り組み等多岐にわたります。
リンナイニュージーランドでは他のリンナイグループでは製造していないガス暖炉を生産しており、日本で学んだ経験を活かして、日本とニュージーランドの長所を生かせるような仕組み作りを現地スタッフと共に協力し実施しており、その中で改めて気付かされる事が多くあり、とても勉強になります。
文化や考え方は違えど、良いモノを作りたいという気持ちは世界共通であると実感しています。今後は海外経験を通じ、現地に合ったモノ造りを現地スタッフと共に築く中でリンナイの更なる発展に寄与できればと考えています。

VOICE

リンナイオーストラリア 岸 裕樹
リンナイオーストラリア
岸 裕樹
海外グループ会社出向者の声3
入社後、経営企画部、海外事業本部で5年間経営・管理面での基礎を学び、2014年9月からリンナイオーストラリアへ駐在しております。こちらでは経営・管理面でのサポートを主な業務としており、出向してから5年間で会社買収や工場立ち上げなど多くのプロジェクトに関わってきました。
出向当初は日本での仕事の進め方との違いに戸惑うことも多くありましたが、そんな時に現地社長から教えていただいた言葉は「When in Rome, do as the Romans do」。日本語の「郷に入っては郷に従え」ということわざです。現地の仕事の進め方をまず理解し、その上で自分が日本で学んできたことを活かして最適な方法とするのが重要だと考えるようになりました。
出向して5年が経過してもまだまだ学ぶべきことは多く、現地の経営に携わるという責任のある仕事ではありますが日々やりがいを感じながら仕事に取り組んでおります。

グローバル交流を通した技術の伝承

グローバル交流を通した技術の伝承

当社グループは国境を越えて活躍できる人材育成と全世界の従業員の能力向上を目的として、「経営・マネジメント部門」「商品開発部門」および「モノづくり部門」が、各々の研修プログラムと相互赴任による業務実践プログラムを展開しています。

当社は毎年海外グループの従業員を研修生として受け入れ、数ヶ月から1年間、開発部門、製造部門などでの研修を通し、当社のモノづくり技術の伝承を実施しています。2018年はアジアを中心に13名を海外研修生として受け入れました。
外グループ従業員の研修はモノづくり技術の伝承だけではなく、将来、それぞれの現地法人のリーダーとして活躍をしていく人材教育の場としての役割も持っています。

VOICE

Rinnai Italia Technical engineer Andrea Pavarotti
Rinnai Italia
Technical engineer
Andrea Pavarotti
日本での研修を通し良き組織風土を学ぶ
2015年からリンナイイタリアのエンジニアとして働いています。2017年に初めてリンナイで数ヶ月間の研修を受け、給湯機器を中心に製品の構造から試験方法について学びました。2019年7月から2回目となる日本での研修を受けていますが、今回は研修以外にイタリアの気候や住宅事情、ガス機器の認証制度などの情報共有をグループ間で図っています。
今回、もう一度リンナイに来たとき、自宅に帰ってきたように感じました。リンナイの同僚はみな親切でとても家庭的で、同じチームのメンバーのように接してくれます。お互い良い結果を生み出すには良き人間関係が大切であることを再認識しました。
技術の習得以外にも、日本での研修で得た4Sや仕事上のマナー、そして良き組織風土なども学び、リンナイイタリアへも持ち帰りたいと考えています。