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人材育成

「個々の能力、特性を尊重し、自律的に目標に向かってたゆまぬ努力で挑戦し続ける社員を育成します」を基本的な考えとして常に率先実行し、事業を牽引できる人材の育成を推進しています。階層別研修、専門研修、OJT実践指導と海外も含めた職場異動ローテーションにより、自己成長への多くの機会を提供しています。

OJTを基盤とする人材育成

「人を最も大切な経営資源」と位置づけ、従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、発揮するための人材育成を進めています。
仕事を通じ上司から部下への「OJT(上司から部下への直接指導)」を育成手段の主軸に置き、職責に合わせて人間力向上を支援する「階層別研修」と、専門プロ化を推進する「専門分野別研修」を両輪とした「3本柱の育成体系」を基本としています。

主な階層別研修
研修 対象 内容
新入社員研修 新入社員 社会人の基本(マナー・プロ意識)、リンナイ社員の基本(会社概要・リンナイ精神・企業倫理・人事制度・品質/環境理念)、メンタルヘルス
新入社員フォローアップ研修 総合職(事営職)1年目、総合職(技術職)2年目、一般職(技能職)2年目 仕事に対する意欲・プロ意識の向上(新入社員研修の再確認、同期同士が集まって現状を共有)
S4昇格者研修 S4昇格者 基本事項の再確認(企業倫理、経営方針)、自己特性の認知(自分の強みをさらに伸ばす)、経営意識の強化(経営計画書の作成)
M6昇格者研修 M6昇格者 企業倫理・経営方針の再確認、管理監督者としての義務の理解(就業規則、労働基準法、問題社員の対応)、マネジメントの理解
M6昇格者フォローアップ研修 M6昇格者 共通のゴールを再認識、管理職としての行動の価値観を再確認、職場の全体効率を再考
考課者研修 職務上、部下との面談や 考課が必要となった者

人事制度の再確認

  • 人事考課の目的や方法の理解
  • 面談実践による面談スキルの向上
  • 技能職研修
    技能職研修
  • 総合一般研修
    総合一般研修

キャリア開発のレビューと支援

各種育成プログラムを有効に機能させるためには、組織が必要とするスキル(力量)と従業員一人ひとりがめざす自己成長の姿との一致が重要です。
当社では、各部門が必要とするスキルと力量を定めた「スキル管理表」または「スキルマップ」を準備し、従業員に対して会社が期待する成長の姿(技術と力量)を明確に定義、開示しています。従業員はこれに基づき、現在の「役割と責務」を認識し、「個人面談」などを通して「現在の評価、今後の自分への期待」を上司からのアドバイスのもと、自己成長目標を毎年見直し、チャレンジしています。
上司は、日常業務の中で個人の成長度合いや活躍度を細かくレビュー(力量評価)し、「個人面談」や「人事考課フィードバック面談」などで評価結果を的確に伝え、成長への積極的なナビゲーションを行っています。

自己啓発のサポート

従業員一人ひとりのより高い専門的な知識・技能・教養の習得や人格形成を支援するために、各種階層別教育を開催し「人間力向上についての様々な気づき」の機会を与えるとともに、自己啓発希望者に対しては、「語学教育、通信教育、社外公開講座、技能検定・国家資格取得教育の支援および他社(異業種)人材との交流会」などを積極的に推進しています。
また、海外勤務意欲の高い若手従業員に対しては、公募による「短期海外赴任研修プログラム」を準備・運用しており、海外各国に若手エンジニアが赴任しています。海外自社拠点での業務経験を通じてグローバルに活躍できる人材育成を推進しています。

モノづくりの伝承

生産技術センターでの教育

2010年3月に設立した「生産技術センター」では、最先端のモノづくりを追求する場としてコア技術の深掘りを行うとともに、国内外グループ会社でモノづくりに携わる人材の育成を行っています。
モノづくりの伝承のため、人材育成サポートツールとして30種類を超える「ビジュアルマニュアル」を作成し、各種技能有資格者が過去から蓄積してきたモノづくりの技術を海外グループ会社からの研修者を含めた従業員に対し、きめ細かな教育を行っています。

各事業所での教育

  • 各事業所では、蓄積してきた加工技術や新技術、熟練した従業員が持っている「現場の勘」といった無形資産を蓄積・継承するための「モノづくり継承の場」を事業所内に設置しています。新たに配属された従業員がモノづくりの基礎を学ぶ場として、また、「効率改善・管理の強化」などのモノづくりの共有・伝承・人材育成の場として活用しています。

  • 各事業所での教育

グローバル人材の育成

国境を越えて活躍できる人材育成と全世界の当社グループ従業員の能力向上を目的として、「経営・マネジメント部門」「商品開発部門」および「モノづくり部門」が、各々の研修プログラムと相互赴任による業務実践プログラムを展開しています。国内人材に関しては、20代から「海外グループ会社への出向」の機会を与え、現地赴任による実践体験をベースとしたカリキュラムで、異文化への適応力と国際ビジネス感覚を磨いています。

VOICE

リンナイアメリカ 成瀬 英克(前列右から2人目)
リンナイアメリカ
成瀬 英克
(前列右から2人目)
生産技術部から海外グループ会社へ出向
生産技術部にて約25年、社内製設備の設計・新製品の生産設計等の担当業務・管理業務に携わった後、2018年1月からリンナイアメリカに駐在しています。
リンナイアメリカでは、タンクレス給湯器の現地生産化推進のため、現地におけるプロ ジェクトリーダーとして、現在2018年4月に立ち上げたリース工場の運営とさらなる現地生産化拡大のため、自前の工場である新工場の準備を進めています。
新工場の総投資は70億円を超え、このビッグプロジェクトに携われることにやりがいを感じると同時に、アメリカ全土に利便性の高いタンクレスガス給湯器を普及できることに喜びを感じています。ただし、現地での立ち上げにおいては、これまであまり経験していない技術以外のあらゆる分野(人事、経理、安全、環境など)の対応が必要でした。また、日本のやり方では通用しない内容も多く、3年経過した現在でも日々勉強となっています。
今後も、製造としてスタートしたばかりのリンナイアメリカのさらなる発展に貢献したいと考えています。

VOICE

リンナイ香港 堤 俊介(左側)
リンナイ香港
堤 俊介
(左側)
海外事業本部からアメリカ、香港へ駐在
入社して4年間日本本社の海外事業本部にて東アジアや欧州向けの輸出業務や商品企画に携わった後、アメリカにて2年間駐在し市場動向調査を中心に経験しました。その後日本本社に戻り2年間の代理店向け営業を経て、現在香港に駐在し法人の全般管理を行いながら市場動向調査や営業活動を行っています。
海外駐在においては違う言語や文化の中で日々のコミュニケーションに苦労することがありますが、母国語ではない言語で何をどのように伝えたら相手に伝わるか悩みながら考えることは、物事の本質を掴む修練につながっていると感じます。
また複数の国を経験させていただいたおかげで、国や地域による違いを見出しながら、より視座の高い考えを持てるようになっていると実感しています。
今後、グローバルでさらに活躍していけるよう、一つの価値観にとらわれず、様々な文化や考え方に触れながら、新たな価値を創出できるような人材になっていきたいと考えています。