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汚染防止

化学物質の中には、適正な管理を怠った場合に環境汚染の原因となり、長期間にわたって蓄積されることで人の健康や生態系に悪影響を与えるおそれがあります。当社は、人や地球環境(大気・水域・土壌)への影響が懸念される化学物質の使用を最小化にすべく、製品ライフサイクル全体で各国規制や客先からの要求に応じた管理を行っています。

製品含有化学物質管理の推進

原材料や製品に含有する化学物質をサプライチェーン全体で適切に把握・管理することが企業に求められています。当社は、グリーン調達基準にかかわる事項を定めた「グリーン調達基準書(E-調達基準書)」、調達資材に含まれる化学物質の規制事項を定めた「化学物質管理指針」に基づき、取引先様、当社グループ会社とともに製品含有化学物質情報の適切な管理に努めています。

工場における環境影響低減への取り組み

  • 環境への影響を最小化するため、生産工程では対象となる化学物質を使用する材料の見直し、加工設備の改善など、使用する有害化学物質の削減・廃止に向けた対策を実施しています。
    各製造拠点では、PRTR法の第一種指定化学物質(462物質)※1を対象に、年間取扱量500kg以上の物質について、「取扱量・排出量・移動量」を把握・管理しています。
    2020年度の実績としては、有害化学物質取扱量原単位※2を基準年比4%削減するという目標に対し7.1%の削減となりました。
    製造拠点において計画通りに日々の改善を進めることで目標を達成することができました。

    1. ※1 Pollutant Release and Transfer Registerの略称。有害性のある特定の化学物質について、事業者に対して、環境中(大気・水域・土壌)への排出量や廃棄物としての移動量の集計・届出を義務付けたもの。
    2. ※2 リンナイの定める単位基準あたりの有害化学物質取扱量。
  • 化学物質の排出・移動の流れ(PRTR法対象物質)
    化学物質の排出・移動の流れ(PRTR法対象物質)

有害化学物質を減らす主な取り組み

製造系
  • 工場新設に伴う環境配慮型 塗装設備の導入
  • カラーチェンジバルブと塗装ガンの配管ルートの最適化
  • 加工油の見直し、他

緊急時対応訓練

  • 緊急時には、例外手続きやスピードが求められるため、各拠点において平時から緊急時に備えて対応を手順化しています。環境事故など、様々な緊急事態を想定した対応訓練を定期的に行い、より良い手順や体制となるよう見直しを図っています。
  • 緊急時対応訓練の様子
    緊急時対応訓練の様子

環境重点設備点検

  • 環境や安全への影響が懸念される設備を指定し重点的に点検する環境重点設備点検を定期的に実施しています。設備の個別点検、計測器の動作確認、緊急時のシミュレーションなどを通して、環境に影響を及ぼす重大事故発生の未然防止に努めています。
  • 定期点検の様子
    定期点検の様子