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ニュースリリース

【熱と暮らし通信】「省エネ」に関する意識調査

~ 6月は環境月間!「省エネ」に関する意識調査を実施 ~

省エネを意識し実際に行動している人は約7割と多数
省エネを正しく理解している "省エネ暮らし優等生" はたった2割!

約9割の人が省エネは "家計" を意識していることが判明
男女ともに約7割が省エネ行動をしている異性に "好感を持つ" と回答

消費生活アドバイザー和田由貴氏監修「省エネ理解度テスト」公開
~ 自宅で無理なく続けられる正しい省エネ対策4つのポイントを紹介 ~

6月の1ヶ月間は「環境月間」、6月5日は「環境の日」です。そのため、6月は関係府省庁や地方公共団体などにより、全国で環境に関する様々な行事が行われる月間となっています。
この度、熱で暮らしを豊かにするリンナイ株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:内藤 弘康)では、省エネの目的や行動、理解度などを探るべく、全国20~40代の男女計987名を対象に、「省エネ」に関する意識調査を実施しました。

※ 昭和47年6月5日からスウェーデンのストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して「世界環境デー」が定められました。日本では、「環境の日」と呼ばれています。

【 主な調査結果 】

普段の暮らしの中で省エネを意識している人は約7割!省エネ行動は年代とともに高まっていることが判明

省エネは「家計(節約)」を意識している人が約9割!省エネ対策1位は「水を流しっぱなしにしない」

東日本大震災発生から6年経った現在でも省エネ対策を継続している人は7割以上いることが判明

省エネを正しく理解している "省エネ暮らし優等生" はたった2割という結果に

非省エネな行動は「暖房冷房を付けたままで寝る」が上位に

省エネについて関心を持ち、行動している異性に好感を持つ人は男女ともに約7割

省エネ設備導入には「初期費用が高そう」と懸念している人が多いことが判明

※調査結果全文は最下部のPDF版をダウンロードしてご確認ください。
以下の設問番号はPDF版の抜粋です。

【 調査概要 】

調査時期 :2017年4月26日(水)・27日(木)
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :20~40代 計987名
調査エリア :47都道府県(各21名)

※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【リンナイ調べ】とご明記ください。

【 調査結果 】

普段の暮らしの中で省エネを意識している人は約7割
実際に省エネ行動をしている人は年代とともに高まっていることが判明!

普段の暮らし(家の中)で省エネをどの程度意識しているのかを調査したところ、「強く意識している」19.3%、「やや意識している」48.2%と約7割近くの人が意識していることがわかりました。

Q1. あなたは、普段の暮らし(家の中)で省エネをどの程度意識していますか?(単一回答 N=987)

日頃の生活の中で、省エネを意識するだけではなく、実際に行動しているかどうか調査したところ、「常に(できる限り)実行している」、「実行している」と回答した人が73.1%という結果となり、約7割の人が省エネを行っていることがわかりました。
年代別にみると、20代が65.3%、30代が69.8%、40代が77.5%という結果となり、年代が上がるにつれて、省エネを行っている人も増えていることがわかりました。

Q2. あなたは普段、省エネを意識するだけでなく実際に行動していますか?(単一回答 N=987)

【年代別データ】

省エネは「家計(節約)」を意識して省エネをしている人が約9割!
省エネ対策は1位「水を流しっぱなしにしない」、2位「照明をこまめに消す」

ご自身にとっての「省エネ」に関して調査したところ、家計(節約)を意識している人が全体の約9割と多数いることがわかりました。一方で環境保全を意識している人は1割以下という結果となりました。

Q3. あなたにとっての省エネは、家計(節約)を意識したものか、環境保全を意識したものか、どちらの方がより強い意識としてありますか?(単一回答 N=849)

※Q1.「全く意識していない」人を除く

また、省エネのために具体的に日頃どのような対策を行っているのかを調査したところ、「水は流しっぱなしにしない」を選んだ人が75.1%と最も多い結果となりました。続いて、「使っていない部屋の照明はこまめに消す」が69.5%、「冷蔵庫のドアはなるべくすぐ閉める」が64%という結果となり、手軽に行うことのできる対策が上位に挙がっています。

Q4. あなたが省エネのために具体的にしている対策はなんですか? 実際にしている項目を選択してください。(複数回答 N=886)

※Q2.「全く実行していない」人を除く

東日本大震災発生から6年経った現在でも
省エネ対策を継続している人は7割以上いることが判明

2011年3月11日に発生した東日本大震災ならびに東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、エネルギー(特に電力)不足により節電・省エネ対策が一般家庭にも求められました。当時、省エネ意識がどの程度高まったかを聞いたところ、7割近くの人が省エネ意識が高まったと回答しました。

Q5. 2011年3月11日に起きた東日本大震災以降、節電・省エネ対策の必要性が一般家庭に求められました。
当時、あなたの世帯(一人暮らしの方も同居人がいる方も)では省エネ意識がどの程度高まりましたか?
(単一回答 N=987)

続けて、東日本大震災発生より約6年経過した現在の省エネ意識を調査したところ、震災当時より変わらず継続していると回答した人は5割以上いるという結果となりました。また、震災当時よりも省エネ意識が高くなったと回答した人は約2割近くいることがわかりました。

Q6. 2011年(6年前)の震災発生当時に比べて、現在の省エネ意識はどのような状況ですか?
(単一回答 N=987)

消費生活アドバイザー和田先生監修「省エネ理解度テスト」
省エネを正しく理解している "省エネ暮らし優等生" はたった2割という結果に

省エネを正しく理解できているかどうかを探るべく、消費生活アドバイザー和田由貴氏に監修いただき、全12問の「省エネ理解度テスト」を作成しました。12点満点のテストの平均点は6.1点となり、8点以上獲得できた "省エネ暮らし優等生" は全体の約2割しかいないということがわかりました。
中でも⑩「すべての電化製品には待機電力がかかるため、プラグを抜いたほうが省エネになる」や⑪「白熱電球をLED電球に換えると電気代は約半分になる」(※どちらも不正解)の正答率は約2割と低い結果となりました。

Q7. 以下それぞれの項目について「省エネになるかどうか、省エネの知識として正しいかどうか」という観点で「そう思う」「そう思わない」をお選びください。(単一回答 N=987)

【Q7 省エネ理解度判定】

「省エネ理解度テスト」の解説は、最下部のPDF版をダウンロードしてご確認ください。

エネルギー自由化スタート!約半数が興味があると回答!
省エネを実行している人ほどエネルギー自由化に関する関心も高いという結果に

2016年に電力、2017年に都市ガス小売り自由化が開始されたことを受け、どの程度関心があるかを調査したところ、約半数の人が関心があると回答しました。省エネ対策の実行有無別にみると、実行している人では58.6%、実行していない人では25.6%という結果となり、省エネに関心を持ち、対策を行っている人ほど、エネルギー自由化に対しての関心も高いことがわかりました。

Q8. 2016年4月に電力の小売りが自由化、2017年4月には都市ガスの小売りが自由化となりました。
あなたはこのことについて、どの程度関心がありますか?(単一回答 N=987)

【省エネ実行有無別データ】

6割以上の人が省エネ設備の導入を今後検討したいと回答
導入には「初期費用が高そう」と懸念している人が多いことが判明

家を建てる時やリフォームの際に省エネ設備の導入を検討するかどうかを調査したところ、「検討する」と回答した人が6割以上という結果となりました。一方で、省エネ設備の導入にあたり障壁に思う点や気になる点、購入をためらう理由を聞いたところ、6割以上の人が「初期費用」を気にしていることがわかりました。

Q9. 今後、あなたが家を建てる時やリフォームの際に、省エネ設備(発電機や給湯器など)の導入をどの程度検討しますか? ※現在のお住まいから引越しをすると仮定して、お答えください。
(単一回答 N=987)

Q10. 省エネ設備(発電機や給湯器など)の導入にあたって障壁(ハードル)になる点や気になる点、購入をためらう理由は何ですか?(複数回答 N=987)

環境保全のため、節約のためにも日常生活の中で省エネを実行したいものです。自宅で無理なく続けられる正しい省エネ対策として気をつけたい4つのポイントを和田先生に教えていただきました。

自宅で無理なく続けられる正しい省エネ対策 4つのポイント

省エネをするならば、できるだけ大きな効果が得られるように実践したいもの。ですが、生活すべてに気を使って省エネをするのは、疲れてしまい長続きしない方も多いと思います。省エネをするには効率の良さも大切です。

1. 使用割合の多い部分から節電対策
家庭内で使用する電力の用途別内訳をみると、冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンの割合が多く、これら4つの家電が約半分を占めています。手間をかけずに簡単に節電したいならば、割合の多いものに対して手軽にできる節電対策をすることが大切です。
冷蔵庫は壁から少し離して設置する、照明は消し忘れが気になる場所はセンサー付きのものを使用する、テレビは輝度を少し下げる、エアコンは風量を自動に設定し、フラップの向きも冷房時は平行、暖房時は下向きというように、最初の位置や設定を省エネできる状態にしてしまいましょう。
2. キーワードは「熱」、家電製品は状況に合わせて使い分ける
家庭における用途別エネルギー消費の内訳をみると、給湯が約28%、暖房が約23%となっており、約半分を占めていることがわかります。(※資源エネルギー庁 「平成27年度エネルギーに関する年次報告」(エネルギー白書)家庭部門のエネルギー消費の動向参照)
家電製品においては、電気ポットや炊飯器、温水洗浄便座など、熱を発生させるもの、特に長時間保温をする機能がある家電は消費電力量がかなりかさみます。「熱」を発生させることは非常に多くのエネルギーを使用するのです。
節水も、湯を使用する場所を特に意識した方が大きな省エネ効果があります。暖房は、エアコンなどの対流式、ストーブなどの輻射式、ホットカーペットなどの伝導式、それぞれの特徴をよく知り、状況に合わせた使い分けが必要です。保温家電はできるだけ保温時間を短くし、省エネモードなどがある機種はそれを上手に活用しましょう。
3. 日々変化する省エネの情報をアップデート
昔は省エネと言われていた行為も、現在ではほとんど効果がないというものも多くあります。例えばテレビの場合、コンセントからプラグをこまめに抜くのが節電に有効と言われていましたが、近年のテレビの待機電力は非常に少なくなっており、こまめに抜いても年間で数十円程度しかかわらないということもあります。
省エネの常識は変化しているので、新しい情報を知ることも大切です。
4. 省エネ行動をソフト面とハード面の両面からとらえる
家電製品やガス機器など住宅設備の省エネ技術は日進月歩です。こまめにスイッチを切るといった日々の省エネ行動を「ソフト面」とすると、製品自体を見直す「ハード面」の省エネは必ず考慮する必要があります。同時に、製品の買い換えなどの際には、価格や機能だけではなく、省エネ性能を十分考慮したモノ選びを意識しましょう。

消費生活アドバイザー
和田 由貴 氏
消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、幅広く暮らしや家事の専門家として多方面で活動。環境カウンセラーや省エネルギー普及指導員でもあり、環境問題にも精通する。

 

ニュースリリース全文は、以下よりご覧ください。

ニュースリリースPDF
(PDF/1.13MB)

 

本件へのお問い合わせ先

リンナイ株式会社 広報部:052-361-8211(代表)

 

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。