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地球環境問題への対応

地球環境問題への対応

2016年パリ協定により、各国CO2排出量削減・排出量ゼロ(カーボンニュートラル)の動きが加速しています。ガス機器を中心に取り扱っている当社は、現在の『低炭素社会』から将来の『脱炭素社会』を念頭に置いた多様なエネルギー機器の可能性を追求していきます。

『脱炭素社会』実現までの当社商品の構成イメージ
『脱炭素社会』実現までの当社商品の構成イメージ

将来の『脱炭素社会』実現に向けたエネルギー機器については状況変化を迅速に読み取りつつ、技術確立を進めていく一方、現在の中期経営計画期間中(2021年度~2025年度)は、当面の低炭素社会に向けた環境商品のラインアップ拡充と販売拡大を進めていきます。

中期経営計画期間中の取り組み商品
  項目 主な該当商品
各国地域のエネルギー事情を考慮
「地球環境への貢献」内容
1 CO2排出量の低減 エコジョーズ・エコワン(日本) 省エネ性の高い給湯機器によるCO2排出量の削減
タンクレスガス給湯器(アメリカ、オーストラリア)
ガス給湯器(中国)
コンデンシングボイラー(韓国)
ガステーブルコンロ(インドネシア) 燃焼効率の良いガスコンロによるCO2排出量の削減
太陽熱温水パネル(ブラジル) 太陽熱を利用した温水供給によりCO2排出の削減
2 PM2.5排出量の提言 ボイラー(中国、モンゴル) 石炭ボイラーからガスボイラー化によりPM2.5排出量を削減

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への対応

気候関連財務情報開示タスクフォース

当社は持続可能な社会を前提とした「環境と経済の好循環」の実現に向けて、金融安定理事会(FSB)による気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に賛同し、当社における気候変動に伴う財務インパクト及び課題解決に向けた取り組みの開示を推進していきます。

1ガバナンス
当社は経営企画本部、環境部を中心にESG関連課題をとりまとめ、関係部門への展開と改善に向けた取り組みを推進しています。また環境マネジメント委員会を事務局としたISO14001の運用により、気候変動に伴うリスク・機会に関する取り組みを推進し、経営層への報告を行っています。
ガバナンス
2リスク管理
当社はリスク管理委員会によりリスク管理を行っています。気候変動に伴うリスクも含めた当社に関連するリスク内容の定期的な更新を行い、発生頻度と影響度のレベル分けを行い、リスク管理に努めています。
3指標・目標
当社は気候変動リスクへの対応として「エネルギー効率の向上、およびそれを実現した環境配慮型商品の開発・普及」が重要と考え、重要課題(マテリアリティ)の一つを「エネルギー消費量、CO2排出量」とし、主な目標指標として「商品使用時におけるCO2削減貢献量」を定め、気候変動リスクへの対応に努めています。
4戦略
  リンナイへの影響 財務
影響
緊急度 リンナイとしての対応
移行
リスク
気候変動に伴う原材料調達リスク 温室効果ガス排出量の多い材料のサプライヤーへのカーボンプライシング(炭素税・排出量取引)によって原材料への価格転嫁が進むことで、調達コストが上昇するリスクがある。
  • リサイクル可能な材料へ転換する
  • 自助努力によって調達コストを削減する
水資源の枯渇による給湯器規制 世界的な水不足問題において、水資源を多く利用する可能性のある給湯器の販売に規制がかかるリスクがある。 水使用量の制御ができる給湯器を開発する。
化石燃料規制によるガス給湯器規制 今までの「省エネ」「省資源」といった『低炭素社会』の概念から、『脱炭素社会』という長期的目標概念への変化により、化石燃料を使用するガス給湯器は、消費者の使用目的を達成するために今までと違う方法を求められる方向へ進み、従来商品を代替する対策を迫られるリスクがある。 エネルギーに関わる状況変化を読み取りつつ、必要となる商品を意識した技術を開発、確立する。
物理的
リスク
自然災害による物流リスク 自然災害(洪水・集中豪雨・水不足など)の影響によってサプライチェーンの流通が継続できないリスクがある。 事業継続計画(BCP)による対応能力を高める(資材調達先・生産拠点の分散化など)。
稼働コストの増大リスク 平均気温上昇による空調や冷却装置の稼働コストが増大するリスクがある。 再生可能エネルギーなどによる自家発電の導入を推進する。
機会 環境規制強化(CO2)による省エネ給湯器の普及 当面の『低炭素社会』においては、より効率の良い省エネ給湯器が求められる。また、『脱炭素社会』実現における脱炭素ガスなどの技術の進行により、従来から継続した省エネ給湯器が求められる。 より効率の良い省エネ給湯器のラインアップ拡充と販売拡大を進めていく。
環境規制強化(PM2.5)によるガスボイラーの普及 石炭ボイラーを使用しているエリアにおいて、PM2.5を発生しないガスボイラーが求められる。 環境規制が進んでいないエリアをターゲットとし、そのエリアの使用環境に合った商品を普及拡大していく。
TCFD推奨開示項目と当社の開示内容
推奨開示項目 当社の開示内容
ガバナンス 環境マネジメント
https://www.rinnai.co.jp/
csr/manage_system/
戦略 価値創造プロセス
https://www.rinnai.co.jp/
csr/value/
リスク管理 リスクマネジメント
https://www.rinnai.co.jp/
csr/risk_manage_system/
指標
・目標
価値創造プロセス
https://www.rinnai.co.jp/
csr/value/

省エネ給湯器を通した地球温暖化防止への取り組み
https://www.rinnai.co.jp/
csr/reduction/

グローバルに展開されるリンナイグループの給湯器

リンナイグループは日本だけでなく、海外でも給湯器を広く展開しており、地球温暖化やエネルギー消費において関連性の深い事業を行っております。見方を変えると、より効率の高い給湯器の開発・普及をすることで、大きな環境負荷低減を実現することが可能になります。

リンナイアメリカの取り組み

リンナイアメリカの取り組み

アメリカの給湯器市場はエネルギー効率のあまりよくないタンク式が主流となっており、リンナイアメリカはこのような市場に対し、熱効率の高いタンクレス給湯器へのシフトを促す活動を続けています。長年の認知活動が実を結び、近年ではタンクレス給湯器の販売数が伸長しております。効率の良いタンクレス給湯器を広く普及することで地球環境への負荷低減を実現しています。
巨大なアメリカの給湯器マーケットの中で、急速に伸び続けるタンクレス給湯器の需要に対応するために、素早くニーズに合った商品を開発するためにイノベーションセンターを開設し、また現地での生産を拡大するために自前による工場建設に現在取り組んでいます(現在はリース工場にて現地生産中)。

  • イノベーションセンターの環境試験室
    イノベーションセンターの環境試験室
  • グリフィンに建設予定の現地生産工場
    グリフィンに建設予定の現地生産工場

上海林内(中国)の取り組み

中国では、上海に開発・生産拠点を持ち、中国全土に向けて販売を拡大しています。中国は、日本のようにどこでもガス管が通っているわけではなく、行き届いていない地域では、利便性の良い、かつ効率の良いガス給湯器を使うことができない状況にあります。
ガス配管の整備が進み、人々の生活水準が向上することによって、まだまだ増える可能性のあるガス給湯器を主軸に販売を推し進めます。需要の拡大を見込み、生産工場の増設を計画しており、また、実際に商品に触れて購入検討することができる体験センターを主要都市に設置するなど事業規模の拡大を進めていきます。

  • 奉賢工場の増強を予定
    奉賢工場の増強を予定
  • 商品を触って検討できる体験センター
    商品を触って検討できる体験センター

給湯器の販売においても、市場ではインターネット販売が購入の一つの方法となっており、上海林内としても積極的に活動を進めています。「独身の日」や「618」といった一般消費において大きなセール期間では、ライブ配信や有名インフルエンサーを活用した販売活動を行い、上海林内は、給湯器分野において売上額で1位を記録しました。上海林内の売上高におけるインターネットの販売比率は3割に達し、グループとしてECやDXといったネット技術のビジネスを確立し、経営の実績を積み上げていきます。
中国の事業活動において、ガス給湯器やガスボイラーなどの販売促進は、効率の良い機器を拡大した分だけ、地球環境に貢献するものと理解し、様々なビジネス展開を進めていきます。

  • インターネットによるライブ配信
    インターネットによるライブ配信
  • 実店舗のリニューアル
    実店舗のリニューアル