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ニュースリリース

「汗・ニオイ」に関する意識調査

夏の汗・ニオイ事情を徹底調査

正しい対策をしている汗・ニオイ対策優等生は約1割!

体臭タイプ別チェックシートであなたのニオイタイプを判定

美容皮膚科医・慶田先生に聞く"汗・ニオイ対策のポイント"3つ公開

いよいよ本格的な夏がやってきます。夏は、暑さとともに汗やニオイに悩まされる人が少なくありません。また薄着になることも多いため、汗やニオイについてより気になる時期になるかと思います。この度、健やかな暮らしを提案するリンナイ株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:内藤 弘康)では汗・ニオイの実態を探るべく、全国20~60代の男女計1,000名を対象に、「汗・ニオイ」に関する意識調査を実施しました。

【 主な調査結果 】
  • 汗・ニオイに悩んでいる人は約6割いることが判明
  • 汗・ニオイ対策を正しく実践できている"汗・ニオイ対策優等生"は約1割という結果に
  • 汗・ニオイが気になる部位は「わき」が1番多いという結果に
  • 男性の6割が汗・ニオイ対策を実施していないことが判明
  • 周りの人の汗・ニオイが気になる場面は「電車やバスに乗っているとき」が1位に
  • 顔の汗・ニオイについて気になる人は約7割いるという結果に
  • 加齢臭に悩んでいるのは、50代女性、40代男性が最も多いことが判明

※調査結果全文は最下部のPDF版をダウンロードしてご確認ください。以下の設問番号はPDF版の抜粋です。

【 調査概要 】

調査時期 : 2020年7月4日~7月5日

調査方法 : インターネット調査

調査対象 : 20~60代 男女 計1,000人

調査エリア: 全国47都道府県

※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【リンナイ調べ】とご明記ください。

【 調査結果 】

汗・ニオイ専門家 慶田先生監修「汗・ニオイ対策チェックテスト」 
汗・ニオイ対策を正しく実践できている"汗・ニオイ対策優等生"は約1割という結果に

汗・ニオイの対策を正しくできているかどうかを確認する簡易テストを、美容皮膚科医・慶田先生に作成いただきました。全10問の「汗・ニオイ対策知識テスト」の平均正解数は5問となり、8問以上正解の"汗・ニオイ対策優等生"は約1割にとどまりました。設問の中で最も正答率が低かったのは「⑤汗をかいた衣類は水霧吹きをして干すだけでニオイが抑えられる(正答は〇)」となりました。

Q1. 汗・ニオイに関する内容について、正しいと思うものは〇、間違っていると思うものは×をお選びください。 (単一回答 N=1,000)

日頃、良かれと思ってやっていた汗・ニオイ対策が実は効果がないということもあるかもしれません。この機会に、ご自身の汗・ニオイ対策理解度をチェックし、汗・ニオイ対策の仕方を見直してはいかがでしょうか。この夏の汗・ニオイの悩みも解決するかもしれません。

汗・ニオイ対策チェックテスト 
美容皮膚科医 慶田朋子先生監修

正解

不正解

  1. 制汗剤は汗をかいたときにすぐ使用したほうが良い□ □
  2. 夏はシャワーで済ませた方が汗が臭いにくい□ □
  3. 汗はかいたあとはすぐに乾いたタオルで拭いた方が良い□ □
  4. 入浴後は冷水で体を流したほうが良い□ □
  5. 汗をかいた衣類は水霧吹きをして干すだけでニオイが抑えられる□ □
  6. 寝るときの汗対策として固い敷き布団で寝る□ □
  7. 汗のニオイは肉類やアルコールが影響しているため、ビタミンは関係がない□ □
  8. 足が臭いにくいのはナイロンの靴下である□ □
  9. 顔の汗をよくこすって拭きとると刺激で汗が出やすくなる□ □
  10. 汗の臭さは疲労とは関係ないため、疲労回復はニオイ対策にはならない□ □
8問以上正解 汗・ニオイ対策優等生!この夏は準備バッチリ!
5問~7問正解 合格点ですが、より正しい汗とニオイの対策法を知ることで夏をノーストレスで乗り切りましょう!
0問~4問正解 間違った対策をしている可能性大!何が間違っているのかきちんと知ることで今までの汗やニオイの悩みも解決されるかも!

チェックテストの回答と慶田先生による解説はニュースリリースPDF版の4ページをご覧ください。

ニュースリリースPDF版

汗・ニオイに悩んでいる人は約6割いることが判明 
汗に悩んでいるのは男女ともに20代が多いということが判明 
ニオイにおいては20代男性、30代女性が1番悩んでいることが判明

汗・ニオイに悩んでいる方がどれくらいいるのか調査したところ、汗・ニオイともに約6割の方が悩んでいることがわかりました。

Q2. 自分の汗・ニオイに悩んでいますか? (単一回答 N=1,000)

性別・年代ごとに見てみると、汗については女性・男性ともに20代が最も多く悩んでいることがわかります。次いで、男女ともに30代が多いという結果になりました。また、ニオイについては、30代女性、20代男性が1番悩んでいることが判明しました。次いで、女性は20代、男性は30代が悩んでいるという結果になっています。若い方の方が汗・ニオイに悩んでいるということが見受けられます。

汗・ニオイが気になる部位は「わき」が1番多いという結果に

汗・ニオイが気になると答えた方に汗が気になる部位についてきいてみました。その結果、「わき」が1番多い結果となりました。次いで、「髪・頭皮」、「股間(デリケートゾーン)」となっています。

Q3. あなたが自分の汗が気になるのはどんな部分ですか? あてはまるものを全てお選びください。 (複数回答 N=650)

体臭が気になる部位もきいてみたところ、汗と同様の結果となりました。汗・ニオイにおいては「わき」「髪・頭皮」「股間(デリケートゾーン)」の部位が悩みの種になっていることがわかります。

Q4. あなたが自分の体臭が気になるのはどんな部分ですか? あてはまるものを全てお選びください。 (複数回答 N=650)

男性の6割が汗・ニオイ対策を実施していないことが判明 
汗・ニオイ対策は「制汗剤を使う」方が最も多いという結果に

汗・ニオイの対策についてきいてみました。汗・ニオイの対策をしている方は全体で約4割いるという結果となりました。男女別にみると、汗・ニオイいずれも女性の方が対策をしていることがわかります。

Q5. あなたは、自分の汗・ニオイに対してなにか対策をしていますか? それぞれについてお答えください。 (単一回答 N=1,000)

また、汗・ニオイの対策をしていると答えた方に、どんな対策をしているのかきいてみたところ、「制汗剤」を使う方が約7割と最も多いことがわかりました。次いで「汗拭きシートで汗を拭く」「タオルでこまめに汗を拭く」などが上位にランクインしています。

Q6. あなたは自分の汗・ニオイについて、どのような対策をしていますか? (複数回答 N=502)

周りの人の汗・ニオイが気になる人は約9割という結果に 
周りの人の汗・ニオイが気になる場面は「電車やバスに乗っているとき」が上位に

自分だけではなく周りの人の汗やにおいについてどう思っているのか調査してみました。その結果、周りのひとの汗やニオイが気になったことがある人は約9割いることが判明しました。自分の汗・ニオイだけでなく周りの人の汗・ニオイに関しても気になっている方が多いということがわかります。

Q7. あなたは、周りの人の汗・ニオイが気になることがありますか? (単一回答 N=1,000)

また、周りの人の汗・ニオイが気になる人に、気になる場面をきいてみました。その結果、「電車やバスに乗っているとき」が上位にランクインしました。次いで、「人と近い距離で話しているとき」「仕事をしているとき」が多い結果となっています。

Q8. あなたが周りの人の汗・ニオイについて気になるのはどんな場面ですか? (複数回答 N=886)

自分の汗・ニオイについてまわりから指摘されたことがある人は約2割 
顔の汗・ニオイについて気になる人は約7割いるという結果に

自分の汗やニオイについて、他人から指摘を受けたことがある方は約2割いることが判明しました。

Q9. あなたは、自分の汗・ニオイについて他人から指摘されたことがありますか? (単一回答 N=1,000)

マスクを着用することも多くなったことで顔の汗やニオイについて悩む方も増えたかと思います。自分の顔の汗・ニオイについて気になることがあるかきいてみたところ、約7割の方が気になっていることが判明しました。

Q10. あなたは、自分の顔の汗・ニオイが気になることがありますか? (単一回答 N=1,000)

加齢臭がしていると感じている人は約3割という結果に 
加齢臭に悩んでいるのは、50代女性、40代男性が最も多いことが判明

加齢臭についても調査してみました。自分から加齢臭がしていると感じるか聞いてみたところ、約3割がしていると感じているという結果になりました。加齢臭がしていても自分では気づいていないことも多いかもしれません。

Q11. あなたは、自分から加齢臭がしていると感じますか? (単一回答 N=1,000)

また、年代別にみてみると、加齢臭に悩んでいる方は、50代女性、40代男性が最も多いことが判明しました。次いで、40代女性・30代男性/60代男性が多い結果となっています。

体臭タイプセルフチェックシート
ミドル脂臭、加齢臭、汗臭(エクリン・アポクリン)、疲労臭 どれに当てはまる?

  • □古い油のようなニオイがする
  • □枕が臭う、枕カバーに色がつく
  • □頭皮が脂っぽくベタベタする
  • □頭や首の後ろが臭う気がする、または臭うと指摘される
  • □タバコを吸う

ミドル脂臭は汗に含まれる「ジアセチル」が原因成分であり、主に後頭部や頭頂部を中心に発生する、使い古した油のようなニオイです。汗臭、加齢臭とは異なる30~40代の男性に特有のニオイで男性は自覚しにくい一方、女性は気付きやすく、しかも不快に感じるという特徴があります。ミドル脂臭対策には、乳酸の発生を抑えることが重要です。洗浄剤やシャンプーは脱脂力の高い男性用を選び、耳周りや後頭部を丁寧に洗いましょう。枕カバーは2日おきに交換し、ニオイがきつい場合は漬け置き洗いをしましょう。ストレッチやウォーキングなどの適度な有酸素運動を行い、夜はゆっくりと入浴して血流をよくしましょう。また、梅干しや酢の物などでクエン酸を摂取し、疲労を回復させることも大切です。

  • □枯草のようなニオイ、押し入れや古本のようなニオイがする
  • □タバコを吸う、飲酒量が多い
  • □体幹部や背中が臭う気がする、または臭うと指摘される

加齢臭は40歳を過ぎた頃から増える「ノネナール」というニオイ物質が原因。男女問わず、油臭くて青臭いようなニオイを発生します。加齢臭は主に上半身から臭いやすいので、加齢臭対策の製品で体を洗ったり、皮脂や汗をこまめにケアしましょう。また、加齢臭は食事を見直すことでも抑えられます。動物性脂肪のとりすぎに注意し、酸化を抑制する食品がよいといわれています。例えば、ビタミンCを含む柑橘類や、ビタミンEを含むカボチャやアーモンド等、また、ポリフェノールを含む豆乳やごま、鮭、ナスなどを積極的にとりましょう。

  • □酢のようなニオイがする
  • □運動不足
  • □湯船につかる習慣がない

汗臭には、体温調整作用のあるエクリン汗腺由来のエクリン汗と、アポクリン汗腺由来のアポクリン汗によるニオイがあります。エクリン汗はもともと無臭ですが、常在細菌が「皮脂」と「汗」を代謝・分解することで発生し、新陳代謝が活発な10代半ば~20代半ばに強く感じられます。汗をかきやすい頭や体幹、わきを中心に発生し、酸っぱいニオイが特徴です。また、加齢と共に発汗量が減るとエクリン汗臭は少なくなると言われています。汗をかくことは、体調を整える上で非常に大切なことであり、汗をかくことが問題なのではなくて、汗をかいた後のケアが重要です。ニオイを発生させる菌は汗に含まれる成分をエサにし、汗などで蒸れた高温多湿な状況ほど活発に増殖します。シャワーで流す、拭く、着替えるなど、かいた汗を除くことがシンプルながらも確実な汗臭の解決策になります。

  • □鼻を突くようなスパイシーな臭いがする
  • □衣服のわき部分に黄色いシミがつく
  • □耳垢が柔らかくねっとりしている
  • □家族にワキガの人がいる

アポクリン汗腺は、わき、乳輪、デリケートゾーンだけに存在し、アポクリン汗の量は遺伝で決まっています。耳垢が柔らかく、親族にワキガの人がいる場合はアポクリン汗臭のニオイに気を付けると良いでしょう。わき毛を剃ったりレーザー脱毛やボトックス注射を受けたりするとニオイ対策になります。エクリン汗臭対策と同様、汗を拭いたり、夕方下着を替えるのも有効です。

  • □ツンとしたニオイがする
  • □過労と睡眠不足が常習化している
  • □ストレスが多い
  • □飲酒量が多い

「疲労臭」は体に疲労が蓄積したときに出る体臭。肝機能が低下し、分解しきれないアンモニアなどの成分が体内から発生することでツンとしたニオイを発生します。過労気味、ストレスが多い、またお酒の飲みすぎや便秘気味の際に疲労臭は発生しやすくなります。疲労臭を防ぐには、とにかく疲れやストレスをためないことが大切。夜はシャワーだけでなく、ゆっくり湯船に浸かると、リラックス効果が高まり疲労臭を防ぐことができます。

汗・ニオイは自分では気づきにくく、対策も難しいためストレスに感じてしまう方も多くいるかと思います。今回は少しでも汗・ニオイの悩みを解決できるよう、美容皮膚科医・慶田先生に「汗・ニオイ対策の3つのポイント」を教えてもらいました。

美容皮膚科医・慶田先生に聞く 汗・ニオイ対策 3つのポイント

1. 汗は濡れタオルで拭く、下着を替える

汗はもともと無臭ですが、皮膚の表面で常在菌の作用でニオイが出てきます。汗を取り除くのが臭わせない基本ですが、体温を下げ、発汗自体が止まるようにしてから濡れタオルで拭いたり、シャワーを浴びたりするのが効果的です。水分をあえて皮膚に残すことで、気化熱で涼しくなり発汗が落ち着きます。大量の汗を吸った衣類を着たままでは、ニオイの元を断つことができません。体を拭き、下着やシャツを着替えることで、エクリン汗の汗臭さ、アポクリン汗のワキガ両方の対策になります。

2. 自分の体臭タイプを知り正しい対策をする

体臭タイプセルフチェックシートを参考にして、自分のニオイがどのタイプかを把握しましょう。
エクリン汗臭は洗い流せばほぼ解決しますが、運動不足で普段ほとんど汗をかかない人ではニオイが強くなりやすい傾向があります。
ミドル脂臭には脱脂力の高いシャンプーや洗浄剤で丁寧に洗う必要があります。デリケートゾーンの場合は、敏感肌用の洗浄剤をよく泡立てて優しく洗うと良いでしょう。レーザー脱毛で汗が付着する毛を無くしてしまうのもおすすめです。
いずれのタイプでも、入浴は汗とニオイケアに欠かせません。季節によらず、湯船につかって発汗と代謝を促しましょう。

3. 生活習慣を整え、体の中からニオイ対策をする

抗酸化機能が衰え、代謝の低下する40歳前後から、徐々にミドル脂臭、加齢臭が強くなります。女性の場合は、10代から20代の頃にニオイをマスクしていたラクトンという成分の分泌量が激減する40代以降は様々なニオイが気になりやすくなります。食事やサプリメントで抗酸化成分を補い、ストレッチやウォーキングなどゆったりした運動を行うと良いでしょう。
また、体力は衰え始めるのに働き盛りの世代では、疲労の蓄積による疲労臭も加わります。リラックスして良質な睡眠をとり、肝機能を回復させるため飲酒量を減らすことも大切です。

銀座 ケイスキンクリニック 院長 
慶田 朋子 先生
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医/医学博士
東京女子医科大学医学部医学科卒業。同大にて皮膚科助手、美容クリニック勤務などを経て、銀座ケイスキンクリニックを開設。メスを使わないエイジングケアをモットーに医療機器や注射によるナチュラルな若返りに定評あり。食と美容、健康など幅広い知識を持ち、現在は雑誌やテレビでも活躍。著書「女医が教える、やってはいけない美容法33」(小学館)「365日のスキンケア」(池田書店)が好評。

 

 

 

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リンナイ株式会社 広報部:052-361-8211(代表)

 

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。