マテリアリティ[株主・投資家]
中長期的な事業成長に向けた企業の取り組みに関する対話
2024年度 株主・投資家との対話の状況

当社は適時・適切に公正で公平な情報をお伝えするとともに、株主・投資家の皆様とのコミュニケーションを通じて、より信頼を得られるようIR活動を展開しています。アナリスト・機関投資家向け決算説明会を年4回(年2回から増加)、その後、詳細のIRミーティングを各社と行い、対話の内容を取締役会にフィードバック、議論しています。
また、株主通信の発行(年2回)、ホームページ上でのニュースリリースや決算説明資料の掲載などによる情報提供を行っています。株主・投資家の皆様へは、さまざまな機会を通して当社の中長期的な視野での事業成長戦略へのご理解をいただき、また安定的な株主還元の実施に期待していただいています。
株主・投資家との対話の概要としては、以下のようになっています(回数:272回)。
2024年度 対話の主なテーマや関心事項
- 2024年度に関する機関投資家・アナリストの皆様からは業績や計画等の通例の質問事項に加え、米関税や自社リコールの関係の現在での話題、原材料価格や価格改定等の業績に影響を受けやすい内容について議論されています。
自社株買いや配当引き上げ、投資など資金使途に関する内容など、広く資本政策や成長戦略に関する考え方の議論などもあり、その結果、ROEやROICが今後どのように変動していくかについて注目されています。 -
株主・投資家とのコミュニケーション強化

2025年4月、機関投資家向けの工場見学会を行いました。見学コースは、主力商品の生産工場となる大口工場、暁工場、瀬戸工場の見学をしていただきました。機関投資家の方々は、リンナイがどのような工場や設備を持っていて、どういった雰囲気で働いていて、さらには、どのような技術力や生産能力があるのか、日ごろから興味をもっていただいております。主力となる3工場の見学により、リンナイにおけるモノづくりの一端と企業の魅力を見ていただけたと思います。リンナイに興味を持っていただいたうえで、先々のリンナイへの投資につなげていただけるのではないかと思います。
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- 2024年5月には「コモンズフェスタ」の15周年イベントにリンナイが参加しました。「コモンズフェスタ」は機関投資家のコモンズ投信が運用する株式ファンド「コモンズ30」に入っている企業と個人の投資家、さらにはその投資家のご家族との交流イベントの場になります。
たくさんの投資家と触れ合うイベントに参加することは、リンナイの魅力を知ってもらう良い機会となりますので、これからもこういったコミュニケーションの場を大切にしていきたいと思っています。