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省エネ給湯機器を通した地球温暖化防止への取り組み

省エネ給湯機器を通した地球温暖化防止への取り組み

2030年CO2削減貢献量604万t達成をめざして

日本の家庭における用途別エネルギー消費割合を見ると、給湯および暖房の割合が50%を上回り、中でも給湯の割合は最大の28%となります。また、給湯器のライフサイクルでは、お客様による使用段階でのCO2排出量が最も多くなっています。そのため当社が企業活動の中で地球温暖化防止に寄与するためには、給湯器の燃焼効率の改善など、「エネルギー効率の向上、およびそれを実現した環境配慮型商品の開発・普及」が重要と考え、CSR重要課題(マテリアリティ)の一つを「エネルギー消費量、CO2排出量」とし、主な目標指標として「商品使用時におけるCO2削減貢献量」を定め、取り組んでいます

  1. ※ 当社給湯器の性能向上により2005年販売商品と比較して削減されるCO2排出量推定値(日本・米国販売分)

CSRマテリアリティ目標指数、商品使用時におけるCO2削減貢献量

リンナイグループの企業成長と連動するCO2削減貢献量

エネルギー消費に関連性の深い事業を行っていることにより、企業の売上や利益の向上に伴って、同時にCO2削減貢献量も増えていきます。実際に企業の成長とともにCO2削減貢献量は上昇しています。

リンナイ業績(単体売上)とCO2削減貢献量

リンナイグループの企業成長と連動するCO2削減貢献量

リンナイグループの企業成長と連動するCO2削減貢献量

気候関連財務情報開示タスクフォースへの賛同

気候関連財務情報開示タスクフォース

当社は持続可能な社会を前提とした「環境と経済の好循環」の実現に向けて、金融安定理事会(FSB)による気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に賛同し、当社における気候変動に伴う財務インパクト及び課題解決に向けた取り組みの開示を推進していきます。

1ガバナンス
当社は経営企画本部、環境部を中心にESG関連課題をとりまとめ、関係部門への展開と改善に向けた取り組みを推進しています。また環境マネジメント委員会を事務局としたISO14001の運用により、気候変動に伴うリスク・機会に関する取り組みを推進し、経営層への報告を行っています。
ガバナンス
2戦略

当社は価値創造プロセスにおけるCSR重要課題(マテリアリティ)の特定フローにて、気候変動に伴うリスク・機会を抽出しています。また気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のRCPシナリオに基づくシナリオ分析と財務インパクトの試算を行い、気候変動による当社への影響の精度向上に努めていきます。また経営戦略と照らし合わせ、中期経営計画への反映を行っていきます。

当社における気候変動に伴うリスク・機会
  • [リスク]

    1. 水資源の枯渇による給湯器規制 (財務影響:大)
    2. 気候変動に伴う原材料調達リスク (財務影響:大)
    3. 化石燃料規制によるガス給湯器規制 (財務影響:大)
  • [機会]

    1. 環境規制強化(CO2)による省エネ給湯器の普及
    2. 環境規制強化(PM2.5)によるガスボイラーの普及
3リスク管理
当社はリスク管理委員会によりリスク管理を行っています。気候変動に伴うリスクも含めた当社に関連するリスク内容の定期的な更新を行い、発生頻度と影響度のレベル分けを行い、リスク管理に努めています。
4指標・目標

当社は気候変動リスクへの対応として「エネルギー効率の向上、およびそれを実現した環境配慮型商品の開発・普及」が重要と考え、CSR重要課題(マテリアリティ)の一つを「エネルギー消費量、CO2排出量」とし、主な目標指標として「商品使用時におけるCO2削減貢献量」を定め、気候変動リスクへの対応に努めています。

TCFD推奨開示項目と当社の開示内容
推奨開示項目 当社の開示内容
ガバナンス 環境マネジメント
https://www.rinnai.co.jp/
csr/manage_system/
戦略 価値創造プロセス
https://www.rinnai.co.jp/
csr/value/
リスク管理 リスクマネジメント
https://www.rinnai.co.jp/
csr/risk_manage_system/
指標
・目標
価値創造プロセス
https://www.rinnai.co.jp/
csr/value/

省エネ給湯器を通した地球温暖化防止への取り組み
https://www.rinnai.co.jp/
csr/reduction/

グローバルに展開されるリンナイグループの給湯器

当社グループは日本だけでなく、海外でも給湯器の生産・販売を広く展開しており、エネルギー消費量・CO2排出量において関連性の深い事業を行っています。見方を変えると、より効率の高い給湯器の開発・普及をすることで、大きな環境負荷低減を実現することが可能になります。

世界に広がるリンナイの給湯器

※リンナイがそのエリアで10年間販売した給湯器のおおよその数量(10年間での普及数)を、日本を100とし指数化してグラフ表示

リンナイがそのエリアで10年間販売した給湯器のおおよその数量(10年間での普及数)を、日本を100とし指数化してグラフ表示

リンナイがそのエリアで10年間販売した給湯器のおおよその数量(10年間での普及数)を、日本を100とし指数化してグラフ表示

リンナイアメリカの取り組み

リンナイアメリカの取り組み

アメリカの給湯器市場はエネルギー効率のあまりよくないタンク式が主流となっており、リンナイアメリカはこのような市場に対し、エネルギー効率の高いタンクレス給湯器へのシフトを促す活動を続けています。長年の認知活動が実を結び、近年ではタンクレス給湯器の販売数が伸長しています。効率の良いタンクレス給湯器を広く普及することで地球環境への負荷低減を実現しています。
リンナイアメリカはタンクレス給湯器の普及活動として、マス媒体を活用した積極的な商品PRと現地の販売施工店網の拡充にも力を注いでいます。移動型のミニショールームとして活用できるキャラバンカーでアメリカ全土(700ヵ所以上)を巡り、タンクレス給湯器の設置・施工体験のできる機会の提供に努めています。タンク式が主流であるアメリカにおいて、「お湯が切れない利便性が特長のタンクレス給湯器」を実際に見て触ることで性能を実感し、大変好評です。
暖房用途の小型ガスボイラーにおいて、これまでOEM(他社製造の調達品)を展開していましたが、リンナイの日本国内工場で生産する体制を構築し、2019年7月に戦略機種となる高効率ボイラー「 I シリーズ」を販売開始しました。暖房使用時における給湯同時運転や細やかな給湯温度コントロールを可能にし、さらなる需要の拡大をねらいます。
2018年にリンナイアメリカの本社建屋を増築し、販売代理店やサービス認定店の従業員の方々へ施工トレーニングを行う研修施設、現地の使用環境に合わせた試験設備の拡大など、体制の構築・強化を図っています。

にじゅうまるプロジェクト

上海林内(中国)の取り組み

上海林内(中国)の取り組み

中国は内陸部においてガスインフラが整備されておらず、給湯器市場は小型の電気タンク式給湯器が一定の割合を占めていますが、生活水準の向上に伴って、大能力で高効率であるガス給湯器へのニーズが高まり、上海林内としても事業のメインとなるガス給湯器の販売が緩やかに拡大しています。
上海林内は、従来、海岸都市部の上海や北京などの1級・2級都市を中心に販売を続けてきましたが、昨今の内陸部へのガスパイプライン敷設に伴って3級・4級都市においてもガス利用の拡大が進んでおり、ガス給湯器販売の割合を高める活動を展開しています。
ガス給湯器は電気式の欠点である湯切れ(お湯を連続的に使用することで貯めていたお湯がなくなって水になる)問題がなく利便性が高いものの、使いはじめに器具・配管内にある冷たい水が出てしまう点が課題となっており、それを解消するために、即出湯タイプのガス給湯器が急速に普及しています。上海林内は2019年、高性能な即出湯タイプの新商品を発売し、シェア拡大を狙っています。
中国では、一般的な消費傾向同様、ガス機器においてもインターネット販売が増加しています。上海林内の売上に占めるインターネット販売の構成比は前年に比べ、約3ポイント上昇しました。インターネット専用の給湯器を販売したり、当社の強みである品質や性能をアピールし、認知の拡大を図っていきます。

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