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ニュースリリース

「秋バテ」に関する意識調査

夏から秋にかけて7割が身体の不調を経験 秋バテ予備軍は8割

秋バテに有効な食材は根菜類・りんご
石原新菜先生監修 秋バテ簡易チェックシート・正しい秋バテ対策チェックテスト

秋バテ対策3つのポイント
バンザイ運動などすき間時間にできる秋バテに効くエクササイズ

今年も秋が近付いてきました。過酷な夏を乗り越え「冷え」や「疲れ」を残したまま、気付かないうちに「秋バテ」の症状が出ているかもしれません。この度、健やかな暮らしを提案するリンナイ株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:内藤 弘康)は、医師の石原新菜先生に監修いただき、全国20~60代の男女計1,000名を対象とした「秋バテ」に関する意識調査を実施しました。

【 主な調査結果 】
  • 夏から秋にかけて7割が身体の不調を経験 不調の原因は「気温差」だけ!?
  • 夏の過ごし方を総点検 冷房に負担を感じながら半袖で過ごす!?
  • この機会に見直したい「食生活」と「運動習慣」 現代人は食べ過ぎ&運動不足
  • 石原先生監修「秋バテ簡易チェックシート」 4問以上当てはまる「秋バテ予備軍」は8割 女性は秋バテになりやすい? お腹の冷えに要注意
  • 石原先生監修「正しい秋バテ対策チェックテスト」 正しい秋バテ対策ができている"秋バテ対策優等生"は1割
  • 秋バテに多い昼間の眠気・気分の落ち込み 秋バテの症状には身体を温める
  • 秋バテ対策は食事の見直しから 身体を温めるには根菜類 果物はりんごがおすすめ
【 調査概要 】

調査時期 : 2022年7月12日~7月15日

調査方法 : インターネット調査

調査対象 : 20~60代 男女 計1,000人

調査エリア: 全国47都道府県

調査結果の詳細は、ニュースリリースPDF版よりご確認ください。

ニュースリリースPDF版

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、必ず【リンナイ調べ】とご明記ください。

石原先生監修「秋バテ簡易チェックシート」
4問以上当てはまる「秋バテ予備軍」は8割

秋バテの可能性を調べる全10問の簡易テスト「秋バテ簡易チェックシート」を、石原先生に作成していただきました。今回の調査の結果、4問以上にチェックがついた秋バテ予備軍が8割いることが判明しました。当てはまる方が最も多い項目は「1.冷たい飲み物が好き」で、反対に最も少ない項目は「2.食欲がない」でした。

Q9. 次の項目の中から、あてはまる項目を○×でお答えください。 (単一回答 N=1,000)

【秋バテ予備軍判定】単一回答 (N=1,000)

4問以上当てはまる
秋バテ予備軍は8割

【石原先生コメント】
今回の調査では、身体を冷やしてしまう生活習慣を続けている人が多くいることが分かりました。冷たい物をたくさん飲むことで、身体のだるさにつながり、秋バテの症状が出てしまいます。身体を温める効果のある食材を取り入れるなどの対策が必要です。また、「疲れやすい」方が多いこともわかりました。ようやく涼しくなってきたのにもかかわらず、疲れやすいなどの身体の不調が続いている状態は秋バテの特徴といえます。秋の朝昼夜の寒暖差や長雨などの低気圧の影響が加わって起きていることが多いです。基本の生活を整え、一日の中でリラックスする時間を取り入れることで自律神経を整えることが重要です。

「秋バテ簡易チェックシート」に関して、石原新菜先生に解説していただきました。

秋バテ簡易チェックシート 解説
医師 石原新菜 先生監修

  • □ 冷たい飲み物が好き
    [解説] 冷たい物をたくさん飲むことで、身体のだるさにつながり、秋バテの症状が出てしまいます。身体を温める効果のある食材を取り入れるなどの対策が重要です。
  • □ 食欲がない
    [解説] 涼しくなった9月下旬頃から、食欲が低下するといった不調は秋バテによく見られる症状です。秋バテ予防にピッタリな旬の食材で栄養を摂り入れ、胃腸を整えることが重要です。
  • □ 入浴はシャワーだけの場合が多い
    [解説] 40℃程度のお湯につかることで副交感神経が優位になり、身体を休める準備ができます。就寝前の入浴であれば、できるだけシャワーだけで済ませずに、お湯をはった湯船につかるようにしましょう。
  • □ 胃腸が弱い方だ
    [解説] もともと胃腸が弱い人は気温が高くなる梅雨ごろから身体がだるくなり、秋にかけてずっと不調が続く場合も。まず睡眠や食事をしっかりとり、疲れをためないことが大切です。
  • □ 疲れやすい
    [解説] ようやく涼しくなってきたのにもかかわらず、疲れやすいなどの身体の不調が続いている状態は秋バテの特徴といえます。秋の朝昼夜の寒暖差や長雨などの低気圧の影響が加わって起きていることが多いです。基本の生活を整え、一日の中でリラックスする時間を取り入れることで自律神経を整えることが重要です。
  • □ 麺類などの炭水化物やファストフードを食べることが多い
    [解説] もともと炭水化物を多く摂る人は、暑い時期は特にそうめんや冷麦などに偏った食事になりやすい傾向があります。不足しやすいタンパク質やビタミン・ミネラルは意識して摂りましょう。また冷たい飲み物は控え、常温または温かい飲み物を積極的に摂りましょう。
  • □ 暑い日は冷房が効いている部屋でよく過ごす
    [解説] 冷房の効いた室内で長時間過ごしたための冷えや外気温との温度差は、疲れやだるさがおこる要因となります。オフィスや電車内など空調温度が決められている場合は、カーディガンや上着で室内外との温度差を調節できるようにしましょう。
  • □ トロピカルフルーツが好き
    [解説] 寒い地域で収穫される果物は、人間の身体を温める作用があり、暑い地域で収穫される果物は人間の身体を冷やす作用があります。なるべく寒い地域で収穫されるりんご・ぶどう・さくらんぼ・オレンジなどの身体を温める果物を摂る方が良いでしょう。
  • □ 暑さ、寒さに弱い
    [解説] 暑さや寒さに弱い人は、冷房や暖房をつける機会が多く体温を調節する自律神経の働きが乱れてしまい疲れやだるさなどの症状が出てしまいます。ビタミンやたんぱく質などの栄養を摂り、日ごろから汗をかくような運動を行うことが大切です。
  • □ 朝スッキリ起きれないことが多い
    [解説] 朝スッキリ起きれない、寝不足と感じるなども、秋バテの症状のひとつです。朝は冷えて、温度差が激しくなる季節でもあるため、体調を崩しやすくなってしまいます。長袖のパジャマや掛け布団を用意するなどの対策が必要です。

4個以上のチェックで
秋バテの可能性あり!
当てはまる項目が多いほど、
秋バテの可能性が高いと考えられます。
1つでも当てはまる方は
対策を始めましょう。

季節の変わり目で原因不明のだるさや体調不良に悩んでいる方は「秋バテ」の可能性が高いかもしれません。秋を気持ちよく迎えるために、石原先生に「秋バテ対策 3つのポイント」を教えてもらいました。

石原先生に聞く
秋バテ対策3つのポイント

1. 適度な運動

私たちの体温の約40%は筋肉からつくられているため、継続的に運動をすることで平熱が上がります。体温が上がると、全身の血行がよくなり冷え性の改善、冷えからくる症状の改善につながります。また運動をすることでストレス発散にもなり、自律神経も整うので気分の落ち込みや不眠などの症状の改善にもつながります。運動をすることで心地よく身体が疲れると、夜もよく眠れるようになります。夏の冷えを引きずり、自律神経が乱れている秋バテの改善には、やはり適度な運動は大事です。適度な運動は、例えばウォーキングなどの有酸素運動を30分、スクワット30回などがオススメです。

2. 「40℃のお湯に10分」、湯船に浸かる

シャワーだけで済ませる人が多いですが、シャワーだけではなかなか身体の芯から温まることが難しいです。湯船につかって身体の芯から温まると、全身の血行がよくなり冷え性の改善、冷えからくる症状の改善につながります。またゆっくりと湯船につかることで、筋肉がほぐれて疲れが取れるので、自律神経も整い、夜もぐっすり眠れます。内臓の働きもよくなりますので、胃腸の不調、むくみなどの改善効果もあります。湯船と聞くと半身浴のように長時間つからないといけないと思っている人が多いですが、実は40℃のお湯に10分くらいで十分なのです。ぷつぷつと汗がでてきたら十分に温まった証拠ですので、そこまでは湯船につかるようにすると良いです。湯船に入る前にスクワット30回程度行えば、スクワットで身体が温まるので湯船につかると早く温まります。スクワットとお風呂をセットにして行うのもオススメです。

3. 身体を温める食材をとること

冬が旬のものや北でとれるものなど、陽性食品には身体を温める効果があります。にんじん、玉ねぎ、ゴボウ、山芋などの根菜類や、北でとれるりんごなどがオススメです。また、普段の食事を簡単に身体を温めるものにするには、しょうがやネギなどの薬味、七味唐辛子、胡椒、シナモンなどのスパイスを活用すると良いです。例えば、うどんを食べる時には、しょうがやネギをたっぷり乗せ、お好みで七味唐辛子を振りかけると良いです。コーヒーは身体を冷やす陰性食品とされていますが、シナモンパウダーを振りかければ、コーヒーの冷える作用が緩和されます。薬味やスパイスは、胃腸の働きをよくして消化吸収を助けることに加え、全身の血行もよくするので身体が温まります。身体が温まることで冷え性の改善、代謝アップ、さらには自律神経も整うので秋バテの改善につながります。

石原先生に、冷えにくい身体に近づくための運動方法を教えていただきました。忙しい毎日でも、すき間時間を活用して、秋バテに負けない身体をつくりましょう!

石原先生伝授!
すき間時間にできる 
秋バテに効くエクササイズ

運動は、上半身から下半身という順番で行うのが原則。下半身から上半身の運動に移ると、疲れがたまりやすいからです。上半身の運動は、仕事や、家事の合間にもできる簡単なものが多いので、毎日の生活の中に取り入れてみましょう。継続すれば冷えにくい身体になります。

  1. 1. バンザイ運動
    両足を肩幅に開いて立ち、両手を上げて、ひじとわき腹を伸ばしてバンザイ。勢いよく上げ下げする。
  2. 2. 腕立て伏せ
    両腕を肩幅より少し広げて壁に手をつき、ひじを曲げて壁に胸を近づける。ひじを伸ばして元の姿勢に戻す。
  3. 3. スクワット
    足は肩幅よりよりもやや広めに開いて立ち、両手は胸の前で組む。その姿勢から息を吸い込みながらしゃがみ、息を吐きながら立ち上がる。

1日の目安は、
それぞれ10回×5セット

医師・イシハラクリニック副院長
石原 新菜先生
2006年3月卒業後、大学病院で2年間の研修医を経て、現在は父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。著書は 13万部を超えるベストセラーとなった『病気にならない蒸し生姜健康法』をはじめ、『「体を温める」と子どもは病気にならない』、『研修医ニーナの731日』等30冊を数え、韓国、香港、台湾、ベトナムでも翻訳され出版されている。テレビ東京「主治医が見つかる診療所」レギュラー出演中。
参考情報
石原先生おすすめ 秋バテ対策の食材を使ったレシピ
野菜たっぷり無水肉じゃが
  • 材料
    (4人分)
    • 牛ばら薄切り肉
      (または牛切り落とし肉) 350g
    • じゃがいも 4個(540g)
    • 玉ねぎ 2個(500g)
    • にんじん 1本(200g)
    • しらたき 1袋(200g)
    • 絹さや 8枚
    【A】
    • 酒 100ml
    • しょうゆ 大さじ5
    • みりん 大さじ5
    • 砂糖 大さじ5
    調理器具 無水調理鍋 Leggiero(レジェロ) 22cm
    調理時間 80分 うちオート調理 64
焼きりんご
  • 材料
    (4人分)
    • りんご 2個(660g)
    • グラニュー糖 小さじ4
    • バター 20g
    • シナモンスティック 4本
    • はちみつ 適量
    • バニラアイスクリーム 適量
    • ミント 適量
    調理器具 ザ・ココット(またはココットダッチオーブン)
    調理時間 45分 うちオート調理 30
  1. ※1 「+R RECIPE」には、対応コンロが必要です。
  2. ※2 「おまかせタイマー調理」には、センサー付きガスコンロが必要です。

【石原先生コメント】
冬が旬のものや根菜類は身体を温める性質があります。またしょうがやネギなどの薬味、シナモンなどのスパイスを毎日のお料理や飲みものに活用するのがオススメです。薬味やスパイスは胃腸の働きを良くして消化吸収を助け、さらには全身の血行をよくして身体を温める作用があるので、積極的に摂ることで秋バテに対応し、これからの寒い季節も乗り越えましょう。

 

 

 

ニュースリリースPDF版は、以下よりご覧ください。

ニュースリリースPDF
(PDF/753KB)

本件についてのお問い合わせ先

リンナイ株式会社 広報部:052-361-8211(代表)

 

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。