ニュースリリース

リンナイ株式会社（本社：愛知県名古屋市、社長：内藤 弘康）は、環境 人づくり企業大賞2020（主催：環境省、環境人材育成コンソーシアムEcoLeaD）において、最高位となる「環境大臣賞」(大企業区分)を受賞しました。なお、環境 人づくり企業大賞は、一昨年、昨年の2年連続「優秀賞」の受賞に続き、3回目の賞受賞となります。

「環境 人づくり企業大賞」は、環境・社会・経済の統合的向上に寄与する企業が増えることを目的に、環境に配慮した企業活動をリードする人材を育成して輩出し、その活動をバックアップする企業を表彰するもので、7回目となる今回は合計61件の応募がありました。

なお、このたび当社の環境人材育成の取り組みについて、下記の点が評価され、受賞しました。

• 環境への配慮が、企業戦略にしっかりと位置付けられ、「環境保全」と「利益創出」の同時実現を図る環境行動計画「7戦略」を策定し、全社員・全行程に徹底している。
• 梱包材、物流、製造工程の見直しでエネルギー使用量の低減、ハイブリッド給湯暖房システムのようなエコ商品の開発と販売、エコ普及トレーニングの実施等を行った結果、環境配慮商品の売上拡大、CO₂排出削減、廃棄物低減とコスト削減の同時達成、の成果を上げている。
• 自社のみではなく取引先や物流業者といったサプライチェーンに対象を広げて環境配慮の取組を支援し改善している。
• 環境先進企業視察会、モチベーションを上げる環境優秀社員の見える化などの仕組みがよく機能している。

リンナイは今後も、地球環境に配慮した事業活動、省エネ性・環境性に優れた商品・サービスの継続的な提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

（ご参考）リンナイの環境人材育成の取り組み

代表的な取り組みと成果

・省エネ給湯機器を通した地球温暖化防止への取り組み(Eプロダクト・Eマーケティング)

給湯器のライフサイクルでは、お客様による使用段階でのCO₂排出量が最も多くなっています。そのため当社が事業活動の中で地球温暖化防止に寄与するためには、「機器自体の燃料効率(エネルギー効率)の向上、およびそれを実現した環境配慮型商品の開発・普及」が重要と考え、「使用段階」における省エネ化を推進すべく「2030 年までにCO₂ 削減貢献量を604万t (27％削減)」という長期目標を設定し、商品を通じた環境貢献に尽力しています(2019年度実績261万t)。

・工場・サプライチェーンでの取り組み(Eファクトリー・Eプロキュアメント)

調達から廃棄工程における整流化の推進は、生産性の向上、さらに総エネルギー使用量の削減につながるとの考えのもと、あらゆるロスがエネルギーのロスにつながるという意識で改善に取り組んでいます。直近の改善(自助努力)によるCO₂削減効果は約6,000t相当、またエネルギー原単位指標では、目標▲3%以上に対し、▲9.7%(2016年度比)と大幅に削減できています。

・社内の環境意識向上に向けた取り組み(Eマインド)

改善の技術・ノウハウ、環境貢献に寄与する事例を挙げて、次世代や他拠点へ伝承する勉強会を定期開催しています。また、参加メンバーが職場の他メンバーへも支援を行い、活動の維持管理や、次なる改善につなげています。さらに、効果のあった取り組みをリンナイグループ内の社長表彰制度「環境大賞」に応募する風土ができつつあり、優秀な取り組みを全社に向けて取り上げることで、社員の環境意識・意欲の向上につなげています。

　

　

本件についてのお問い合わせ先

リンナイ株式会社　広報部：052-361-8211（代表）

　

（注）ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。