ニュースリリース
環境 人づくり企業大賞2019「優秀賞」を受賞
リンナイ株式会社（本社：愛知県名古屋市、社長：内藤 弘康）は、環境 人づくり企業大賞2019（主催：環境省、環境人材育成コンソーシアムEcoLeaD）において、「優秀賞」(大企業区分)を受賞しました。昨年の環境 人づくり企業大賞2018「優秀賞」受賞に引き続き2年連続、2回目の受賞となります。
「環境 人づくり企業大賞」は、地球環境に配慮した企業経営の必要性を認識し、環境に配慮した企業活動をリードする人材を育成して輩出するなど、その活動をバックアップする企業を表彰するもので、6回目となる今回は合計81件の応募がありました。
このたび、当社の環境人材育成の取り組みについて、下記の点が評価され、受賞しました。
- 社員教育として、環境行動計画「7E戦略」を下に、環境カードを配布し、自分ごと化に努めているほか、取引先への支援活動等によるサプライチェーンを通じた改善等を実施している。
- 成果のある取組が生まれており、社内表彰に応募し、横展開を図る仕組みができあがっている。環境改善として、「琺瑯加工ラインから出る廃棄物のクローズド処理化」があり、廃棄物排出量やコストの削減、取組従事者の育成などの効果にもつながった例がある。
（ご参考）リンナイの環境人材育成の取り組み
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リンナイグループでは、1990年代より「環境保全」と「利益創出」の同時実現を図る環境行動計画「7E戦略」のなかで、全事業域で全員参加の環境活動を推進してきました。
環境人材の育成の取り組みとしては、環境行動計画「7E戦略」を基本に、各社の責任者・社員全員参加の環境経営をめざし、参加型の環境イベントの開催等を通じて「意識・理解」を促し、「行動」できる人材の育成を行っています。
また、「7E戦略」のEマーケティング(お客様)やEプロキュアメント(取引先)といった、外部のステークホルダーの皆様への啓発・環境改善支援も行っています。
環境行動計画「7E戦略」
主な取り組み内容
環境カードの配布・わたしのECOチャレンジ宣言
「7E戦略」を従業員に周知するため、環境カードを配布しています。環境カードの「わたしのECOチャレンジ宣言」への記入を促し自分ごと化に努めるとともに、寄与の高い宣言については、環境社内報「ecoのコエ」で紹介し環境意識向上に努めています。
社内環境表彰制度(リンナイグループ環境大賞)
リンナイグループ環境大賞表彰式
環境活動の活性化をめざし、優れた環境活動を表彰する制度「リンナイグループ環境大賞」を設けています。国内・海外グループ拠点全ての環境活動を応募対象とし、環境保全や社会貢献に大きく貢献した事例を、社長から表彰する制度です。10回目となる2019年度は、過去最多の応募総数128件となり、環境大賞1件、優秀賞4件、奨励賞7件を表彰しました。
リンナイグループ環境大賞表彰式
「人づくり」による具体的な成果
事例：「琺瑯(ホーロー)加工ラインから出る廃棄物のクローズド処理化」(能登テック(株))
リンナイグループで、主にホーロー（琺瑯）加工を担う国内製造関係会社の能登テック(株)による取り組みで、2019年度の社内環境表彰制度(リンナイグループ環境大賞)において、最高位の環境大賞を受賞しました。
従来、能登テック(株)では、琺瑯加工ラインから出る廃液は、自社の中で処理することができず、外部の業者に依頼して処理していました。この「琺瑯加工ラインから出る廃棄物のクローズド処理化」の取り組みは、廃液を自社内で処理することができるようになったことに加えて、排水処理を行う際の「薬品」に作り替えることに成功したという事例です。廃液を薬品に作り替えることによる環境負荷の低減、そして、廃液処理コストの削減、排水処理薬品購入コストの削減につながる事例として評価されました。
＜活動による年間効果＞
廃棄物排出量△147t(△60%)、
水使用量△4,260m2(△90%)
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本件についてのお問い合わせ先
リンナイ株式会社 広報部：052-361-8211（代表）
（注）ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。