ニュースリリース
「暖房」に関する意識調査
暖房機器を使用していても体の冷えを感じる人は約8割!
ヒートショックのリスクが高まる危険習慣予備軍は約半数
家の中で寒いと感じる場所ほど暖房機器が付いていないことが判明
~ 循環器専門医 池谷敏郎先生監修 冬の生活習慣チェックテスト・暖房を効果的に使うための3つのコツ ~
今年も、冬本番になってきました。気温も低くなり冷えが気になる季節です。この度、健やかな暮らしを提案するリンナイ株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:内藤 弘康)は、暖房に関する意識を探るべく、循環器専門医の池谷医院院長・池谷敏郎先生に監修いただき、全国20~60代の男女計1,000名を対象に調査を実施しました。
【 主な調査結果 】
- 利用している暖房機器1位「エアコン」2位「こたつ」3位「石油ストーブ」
- 北海道・東北地方は一日中暖房機器を使用している割合が高いことが判明
- リビングの暖房機器の設定温度は四国地方が一番高く、23.6℃という結果に
- 暖房機器を使用していても体の冷えを感じる人は約8割!
- 冷えを感じる場所は1位「トイレ」2位「脱衣所」
- 冷えを感じる場所ほど暖房機器を使用している割合が少ないことが判明
- 夜眠るときに暖房をつける人は約4割!年代が低い人ほどつけている結果に
- 危険習慣予備軍は、運動をすることが少ないことが発覚!
- 暖房についての悩みは「お金がかかる」が約7割を超える結果に
※調査結果全文は最下部のPDF版をダウンロードしてご確認ください。以下の設問番号はPDF版の抜粋です。
【 調査概要 】
調査時期 : 2019年11月30日~12月1日
調査方法 : インターネット調査
調査対象 : 20~60代 男女 計1,000人
調査エリア: 全国47都道府県
※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【リンナイ調べ】とご明記ください。
【 調査結果 】
循環器専門医 池谷敏郎先生監修「冬の生活習慣チェックリスト」を実施!
間違った行動をしている危険習慣予備軍は、約半数という結果に
池谷先生に、冬の生活習慣として避けた方が体に良い習慣をピックアップし、チェックリストを作成いただきました。チェックした数が5個以上の方は「危険習慣予備軍」となります。この機会に是非一度チェックをしてみてください。
冬の生活習慣チェックリスト
循環器専門医 池谷敏郎先生監修
- □ 身体をあたためる日々の運動習慣がない
- □ 夏場より水分補給が少なく、事実トイレの回数が少ない
- □ こたつで寝てしまうことがよくある
- □ リビングから上着やストール等を羽織らずにトイレに行くことが多い
- □ 暖房等であたためるのはリビングなど使用している部屋のみで、
その他の場所(廊下やトイレなど)は暖めない - □ 暖まっている部屋で冷たいもの(アイスやビール等)を食べることがよくある
- □ 屋内は裸足で過ごし、冷たい床を歩くことが多い
- □ ヒーターやストーブなどの前にじっとしていることが多い
- □ 寒いと感じたら、まず暖房の設定温度を上げて対応する
- □ できるだけ暖房を使用しないようにしている
チェックリストの結果として、約半数(49.1%)の方が「危険習慣予備軍」であることがわかりました。
また、最もチェック数の多かった項目は「暖房等で暖めるのはリビングなど使用している部屋のみで、その他の場所(廊下やトイレなど)は暖めない」、2番目に多かった項目は「身体を温める日々の運動習慣がない」、3番目に多かった項目は「リビングから上着やストール等を羽織らずにトイレに行くことが多い」という結果となりました。
年齢が高い人ほど暖房を使用していることが判明!
利用している暖房機器1位「エアコン」2位「こたつ」3位「石油ストーブ」
冬(12~2月)の暖房の実態を把握すべく、暖房機器の使用状況について調査しました。その結果、冬に暖房機器を使用している人は8割を超えることがわかりました。また、年齢別にみると年齢が高い人ほどリビングにおいて暖房を使用している傾向にあることがわかりました。
Q1. 冬(12~2月)のリビングにおいて、暖房機器を使用していますか? (単数回答 N=1,000)
次に、利用している暖房機器の種類を調査したところ、リビングにおいては1位「エアコン」、2位「こたつ」、3位「石油ストーブ」という結果になりました。
Q2. リビングにおいて、使用している暖房機器は何ですか? (複数回答 N=864)
朝と夜だけ暖房を使用している人は約半数!
北海道・東北地方は一日中暖房機器を使用している割合が高いことが判明
次に、暖房機器を使用する時間について調査したところ、1日の中で、朝と夜に使用する人が最も多いことがわかりました。また、地方別にみると、北に位置しており一般的に寒い地方である北海道・東北地方は一日中暖房機器を使用していることが判明しました。
Q3. あなたは、冬(12~2月)の期間、一日のうち、どれくらい暖房機器を使用しますか? (単一回答 N=927)
リビングの暖房機器の設定温度は20-21℃が最も多いことが判明!
四国地方が一番高く、23.6℃という結果に
リビングの暖房機器の設定温度について調査しました。その結果、20-21℃が最も多いことがわかりました。また、平均温度は、約22.3℃となりました。
Q4. あなたは、リビングの暖房機器の温度を何℃に設定していますか? (数値回答 N=927)
地方別の暖房機器の平均温度をみたところ、最も設定温度が高かったのは、1位「四国地方」23.6℃、2位「九州地方」「中国地方」22.8℃、4位「関西地方」22.7℃という結果になりました。
Q5. 冬(12~2月)に暖房機器を使用している方にお伺いします。 あなたは、リビングの暖房機器の温度を何℃に設定していますか? (数値回答 N=927)
暖房機器を使用していても体の冷えを感じる人は約8割!
冷えを感じる場所は1位「トイレ」2位「脱衣所」
冷えを感じる場所ほど暖房機器を使用している割合が少ないことが判明
冬(12~2月)に家の中で暖房機器を使用していても体の冷えを感じたことがあるかどうか調査しました。その結果、「頻繁にある」「たまにある」と答えた方は合わせて、約8割となりました。また、冷えを感じる場所は1位「トイレ」2位「脱衣所」であることがわかりました。
Q6. 冬(12~2月)に暖房機器を使用している方にお伺いします。
あなたは、家の中で暖房機器を使用していても身体の冷えを感じたことがありますか? (単一回答 N=927)
Q7. 冬(12~2月)に暖房機器を使用している方にお伺いします。
あなたは、家の中のどこで冷えを感じることが多いですか? (複数回答 N=927)
前問にて、冷えを感じる場所は1位「トイレ」2位「脱衣所」であることがわかりましたが、実際に冷えを感じる場所において暖房機器を利用しているのかを調査しました。その結果、リビングや寝室においては暖房機器を利用している人が多いものの、トイレや玄関、廊下、脱衣所など、一時的に使用する場所に関しては暖房機器を利用していない人が多いことがわかりました。
Q8. あなたは、ぞれぞれの場所において暖房機器を使用していますか? (単数回答 N=1,000)
夜眠るときに暖房をつける人は約4割!年代が低い人ほどつけている結果に
夜眠るときに暖房をつけている人がどれほどいるのか調査しました。その結果、「いつもつけている」「たまにつけている」と答えた方が約4割という結果になりました。また、年代別にみると、年代が低い人ほど夜眠るときにも暖房をつけているという結果になりました。
Q9. 冬(12~2月)に暖房機器を使用している方にお伺いします。 あなたは、夜眠るときに暖房機器はつけていますか? (単一回答 N=927)
身体を冷やさないために行っている対策
1位「厚着をする」 2位「温かい飲み物をのむ」3位「温まるものを食べる」
危険習慣予備軍は、運動をすることが少ないことが発覚!
身体を冷やさないために行っている対策について調査しました。その結果、1位「厚着をする」、2位「温かい飲み物をのむ」、3位「温まるものを食べる」となりました。
Q10. あなたは、身体を冷やさないために行っている対策はありますか? (複数回答 N=1,000)
また、 「冬の生活習慣チェックリスト」で当てはまる数が4問以下の健康優等生と、5個以上当てはまる危険習慣予備軍で比較しました。その結果、危険習慣予備軍は、健康優等生よりも「暖房の設定温度を上げる」ことが多く、また、「運動する」ことが少ないことがわかりました。
暖房についての悩みは「お金がかかる」が約7割を超える結果に
冬(12~2月)に暖房についての悩みについて調査したところ、「お金がかかる」が圧倒的に多く、7割を超える結果となりました。
Q11. 冬(12~2月)に暖房機器を使用している方にお伺いしました。 冬の暖房についての悩みは何ですか? (複数回答 N=927)
本調査で、暖房を効率的に活用できていなかったり、暖房を付けたほうが良い場所についていないことが判明しました。より正しく効率的に暖房を使用してもらうために、循環器専門医である池谷敏郎先生に"暖房を効果的に使う3つのコツ"を教えてもらいました。
循環器専門医 池谷敏郎先生監修
暖房を効果的に使う
3つのコツ
1. 体が温まる運動法 「もじもじ体操」 ※Youtube「オネェ体操」で検索
上半身は走る時の要領で両ひじを曲げて左右交互に前後に腕を振ります。この時、両脇を二の腕の内側でこするように動かしましょう。小指を立てて行うと、より脇をしめやすくなります。下半身は、その場でジョギングをしてください。太い血管が走る脇の下を摩擦して温めれば、効率よく全身が温まります。寒い場所に移動する際には、このもじもじ体操で体に熱をチャージしてヒートショックから体を守ってください!
2. おすすめ 「ほっトマト甘酒」
寒い朝や体が冷える時に、体を温めてくれる飲み物がホットドリンクです。一押しは、カップに甘酒を1、トマトジュースを2の割合でそそぎ、電子レンジで1~2分加熱してつくる「ほっトマト甘酒」。瞬時に体が温まります。さらに習慣的に飲むことで、トマトジュースに含まれるGABAという成分が、高めの血圧を安定してくれますので、ヒートショック対策としておすすめです。
3. 声出し入浴法 「親父のように浸かり、老人のように出る!?」
風呂のヒートショックは、寒い脱衣所と洗場の寒冷刺激に加え、熱い湯船に浸かる際にも起こりやすいのです。さらに、湯船に長く入ることで次第に血圧が低下し、立ち上がる際に低血圧による立ちくらみまで起こす危険性もあるのです。熱い湯船に入る際には、親父のように「あ~~」と声を出して息みによる血圧上昇を緩和し、上がる際には老人がのように「どっこいしょ」とゆっくりと立ち上がり、血圧低下に伴う立ちくらみを防ぎましょう。

- 池谷 敏郎先生
- 1962年、東京都生まれ。1988年、東京医科大学医学部卒業後同大学病院第二内科に入局。1997年、池谷医院理事⾧兼院⾧に就任。臨床の現場に 立つ傍ら、内科、循環器科のエキスパートとして、各種メディアへの出演・寄稿に加え講演を行うなど多方面で活躍中。 わかりやすく歯切れのよい医学解説が好評を博す。
【メディア出演】
「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS)、「林修の今でしょ!講座」(EX)、「羽鳥慎一モーニングショー」(EX)、「深層NEWS」(BS日テレ)、「名医のTHE太鼓判!」(TBS)、「世界一受けたい授業」(NTV)・・・など多数
ニュースリリースPDF版は、以下よりご覧ください。
ニュースリリースPDF
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本件についてのお問い合わせ先
リンナイ株式会社 広報部:052-361-8211(代表)
(注)ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。