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ニュースリリース

「洗濯」に関する意識調査

梅雨時期の洗濯事情を
徹底調査

洗濯を正しく理解している"洗濯優等生"は約1割という結果に
マスク洗濯時に「柔軟剤」を使用しており、
デリケートな肌にダメージを与えてしまっている可能性がある方が約3割

洗濯ブラザーズ監修 洗濯知識テスト・梅雨時期の洗濯 3つのポイント

今年も梅雨の時期が近付いてきました。梅雨の時期には洗濯や干し方について悩みを抱える方も少なくないです。
この度、健やかな暮らしを提案するリンナイ株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:内藤 弘康)では洗濯の実態を探るべく、全国20~60代の男女計1,000名を対象に、「洗濯」に関する意識調査を実施しました。

【 主な調査結果 】
  • 洗濯ブラザーズ監修「洗濯知識テスト」 洗濯を正しく理解している"洗濯優等生"は約1割という結果に
  • 夫が洗濯を担当している家庭は約3割という結果に
  • 洗濯の悩み 第1位「乾きづらい」という結果に
  • コロナ禍においては洗濯の頻度が増加、おしゃれ着洗濯やコインランドリー、クリーニングは減少する結果に
  • マスク洗濯時に「柔軟剤」を使用しており、
    デリケートな肌にダメージを与えてしまっている可能性がある方が約3割
【 調査概要 】

調査時期 : 2021年4月10日~4月11日

調査方法 : インターネット調査

調査対象 : 20~60代 男女 計1,000人

調査エリア: 全国47都道府県

※調査結果の詳細は、最下部のニュースリリースPDF版をダウンロードしてご確認ください。
以下の設問番号はPDF版の抜粋です。

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、必ず【リンナイ調べ】とご明記ください。

洗濯ブラザーズ監修「洗濯知識テスト」
洗濯を正しく理解している"洗濯優等生"は約1割という結果に

洗濯に関して正しく理解できているかどうかを確認する簡易テストを、洗濯ブラザーズに作成いただきました。今回の調査の結果、全10問の「洗濯知識テスト」において、8点以上得点できた"洗濯優等生"は全体の約1割しかいないことが分かりました。設問の中で最も正答率が低かったのは「⑧部屋干しをする際には風通しが良い窓際に干すのが良い」、続いて「⑦洗濯物は日光に当てて干すのが理想的である」でした(正答は×)。

Q1. 以下の内容について正しいと思いますか?それとも間違っていると思いますか? それぞれについて〇×でお答えください。 (単一回答 N=1,000)

「洗濯知識テスト」に関して、洗濯ブラザーズに解説いただきました。

洗濯知識テスト<解説>

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  1. 室内で洗濯物を干す際には高い位置の方が乾きやすい
    [解説] 室内で洗濯物を干す際のポイントが3つあります。それは温度が高いこと、湿度が低いこと、風通しが良いことです。高い位置の方が温度が高いので洗濯物は乾きやすくなります。 
  2. 服が汚れた際にはおしぼりで拭いておくと、洗濯時に汚れがとれやすい
    [解説] おしぼりには塩素が含まれており、服を拭くと色落ちの可能性があります。服が汚れた際は乾いたティッシュで水分だけを拭き、帰宅後シミ取りをする方が無難です。 
  3. 洗濯時にはお風呂の残り湯を使った方が汚れが落ちやすい
    [解説] 残り湯には垢や汗が含まれています。それらが服に付着することでむしろ服を汚してしまうことになります。残り湯の活用は水道代の節約に繋がりますが、汚れの落ちすさという観点では好ましくないでしょう。 
  4. 粉末洗剤と液体洗剤だと、液体洗剤の方が洗浄力が高いことが多い
    [解説] 液体洗剤よりも粉末洗剤の方が、汚れを落とす成分が濃縮されていて、皮脂や汗汚れに強く、洗浄力が高いと言われています。液体洗剤で皮脂汚れを落としたい場合は、弱アルカリ性で、洗浄力の高いものを選ぶと良いでしょう。 
  5. マスクの洗濯は柔軟剤を使った方が良い
    [解説] マスクによっては柔軟剤の使用を想定していない製品もあるので、使用しないのが無難でしょう。また、柔軟剤はある程度マスクに残るので、デリケートな肌のことを考えると入れることはおすすめしません。 
  6. 洗濯物を入れる際はシーツやタオルなど重たいものを下に、下着やハンカチなど軽いものは上の方が良い
    [解説] 洗濯機の構造上、水と洗剤が入った洗濯槽のなかで衣類が回れば回るほど洗浄力が強くなります。そのため、シーツやタオルなどの重たいものは下に入れる方が好ましいでしょう。 
  7. 洗濯物は、日光に当てて干すのが理想的である
    [解説] 日光にあてて衣類を干してしまうと、紫外線によって色落ちが起こってしまいます。特に色の濃いものは日光に弱く、色あせてしまいます。そのため部屋干しする方が理想的です。 
  8. 部屋干しをする際には風通しが良い窓際に干す方が良い
    [解説] 窓際は、屋内でも直射日光が届き、紫外線が服を傷めてしまいます。また、窓際のカーテンレールやカーテンなどには臭いの原因となる菌が繁殖しているケースがあり、それが洗濯物に生乾き臭を与えてしまいます。そのため、部屋干しする際は窓際を避ける方が好ましいでしょう。 
  9. 脱水時間を長くすれば、乾燥・仕上げが楽になる
    [解説] 脱水時間を長くしてしまうと、衣類の小じわの原因になり、仕上げが大変になってしまいます。特に、デリケートな素材の衣類は、傷んだり、形が崩れたりする場合がありますので、慎重に脱水時間の設定を行う方が無難でしょう。 
  10. 洗濯機に入れる順番は「洗濯物」→「洗剤」→「水」である
    [解説] 実は繊維にとって水は刺激物で縮みの原因になります。衣類を真水に触れさせるのは好ましくありません。そのため、水と洗剤をよく混ぜてから衣類を入れるのが理想的な順番です。 

夫が洗濯を担当している家庭は約3割という結果に
洗濯の悩み第1位「乾きづらい」という結果に

洗濯を担当しているのが妻、夫、どちらであるのか聞いてみました。その結果、夫が洗濯を担当している家庭は約3割となり、ほとんどの家庭では妻が洗濯を担当していることが分かりました。2019年のデータと比べると、夫が担当している方の割合が約4倍増える結果となりました。

Q2. あなたのご家庭で、日常的に洗濯を担当しているのはどなたですか。 (単一回答 N=2021年度:768、2019年度:534)

また、梅雨時期の洗濯の悩みについてきいてみたところ、「乾きづらい」という悩みが約8割と最も多い結果となりました。続いて、「生乾き臭がする」が約6割と多い結果となりました。そのほかにも、「カビ」や「黒ずみ」「黄ばみ」など汚れの悩みが多くランクインしています。

Q3. 梅雨時の洗濯に関する悩みとして、あなたが感じたことのあるものを全てお選びください。 (複数回答 N=1,000)

コロナ禍においては洗濯の頻度が増加、
おしゃれ着洗濯やコインランドリー、クリーニングは減少する結果に
マスク洗濯時に「柔軟剤」を使用しており、
デリケートな肌にダメージを与えてしまっている可能性がある方が約3割

洗濯の頻度について聞いてみました。その結果、1日に1回が最も多い結果となりました。また次に多かったのは「2~3日に1回」となりました。コロナ禍での洗濯の頻度に変化について調査しました。その結果、洗濯の頻度については増える結果となりました。部屋着の洗濯は増え、おしゃれ着の洗濯については減る結果となりました。また、コインランドリーやクリーニングの頻度も年間で減る結果となりました。

  • Q4. あなたのご家庭では、普段どれくらいの頻度で洗濯をしていますか。 (単一回答 N=1,000)

  • Q5. コロナ禍で家で過ごす時間が増えたことにより、あなたのご家庭の洗濯の頻度に変化はありましたか。 (単一回答 N=1,000)

    コロナ前 コロナ後
    洗濯 5.4回/週 +0.2回 5.6回/週
    部屋着 3.7回/週 +0.1回 3.8回/週
    おしゃれ着 2.0回/週 -0.1回 1.9回/週
    コイン
    ランドリー
    1.0回/年 -0.1回 0.9回/年
    クリーニング 2.5回/年 -0.4回 2.1回/年

また、コロナ禍において新たに増えた「マスクの洗濯」について、マスク洗濯時に「柔軟剤」を使用しており、デリケートな肌にダメージを与えてしまっている可能性がある方が約3割いることが判明しました。

Q6. あなたはマスクを洗濯する際、柔軟剤を使用していますか。 (単一回答 N=1,000)

浴室暖房・乾燥機の所有者で、実際に利用している方は約5割
衣類乾燥機を使用する方は約1割、使用しない理由1位「電気代がかさむから」

ご家庭に浴室暖房・乾燥機がある方に洗濯物を干す際に乾燥を早めるための工夫を聞いてみました。その結果、「浴室乾燥をつける」と答えた方が約5割という結果になりました。また、「換気扇をつける」「窓やドアを開けておく」など換気を意識している方が多いことが分かりました。

Q16. 浴室に洗濯物を干す際、乾燥を早めるために何か工夫をしていますか。 (単一回答 N=88)

衣類乾燥機を使用しているかどうかを聞いてみました。その結果、衣類乾燥機を使用する方は約1割と少ない結果になりました。また、使用していないと答えた方に使用しない理由を聞いたところ「電気代がかさむから」と答えた方が約6割と最も多い結果となりました。

Q17. あなたのご家庭で、乾燥機を使用していますか。 (単一回答 N=1,000)

Q18. あなたのご家庭で、衣類乾燥機や洗濯機の乾燥機能を使用していないのはなぜですか。 理由としてあてはまるものを全てお選びください。 (複数回答 N=889)

梅雨時期に洗濯のストレスを抱える人も少なくないかもしれません。実際に、本調査でも洗濯に悩まされる方が多くいることも判明しました。とはいえ、日々たまっていく洗濯物を片づけるためには雨の日でも洗濯をしないといけない、と感じる方も多いのではないでしょうか。そんな梅雨時期の洗濯も気持ちよく行うため、洗濯ブラザーズに「梅雨時期の洗濯 3つのポイント」を教えてもらいました。

洗濯ブラザーズに聞く 梅雨時期の洗濯 3つのポイント

1. 「洗濯」は洗う前から始まっている

生乾き臭の原因となる菌は、水分を好みます。湿気によって菌が増殖しますので、濡れた洗濯物と乾いた洗濯物は、別々に保管しましょう。そして、菌は時間と共にどんどん増殖するので、こまめに洗うのが理想です。保管する際のポイントは、通気性の良いカゴに入れる、濡れたものをすぐに洗えない場合は干して乾燥させてから洗う、洗濯物を洗濯槽で保管しない、です。また、洗濯槽に菌が住みついているので、梅雨の時期は月1で洗濯槽の洗浄をしましょう。

2. 水→洗剤→洗濯物 の順番で洗濯機に入れる

通常の洗濯モードでは、実は洗濯物がきれいになっていないことがあり、汚れが残っていると、生乾き臭の原因になってしまいます。そこで、水と洗剤を先に混ぜてから洗濯物を入れ、たっぷりの水で洗うのがポイントです。洗剤の入れすぎは逆効果。泡が立ちすぎて繊維から汚れが落ちにくくなります。また、すすぎで洗剤を落としきれずに黄ばみや臭いの原因にもなります。適量を守りましょう。

3. 「乾きづらい」を解消するには「①湿度」「②温度」「③風」が大切

僕たちプロには「洗濯日和」という概念はありません。梅雨の時期は洗濯物を外に干せなくて残念、という方が多いと思いますが、次の3つに気をつければ大丈夫。①湿度は40%以内。除湿機は最強の味方。②人が快適に感じるくらいが洗濯物にとってもベスト。エアコンは27度くらいに。③湿気がたまって乾きにくい洗濯物の下の方に風を当てるのが効果的。洗濯物の間隔はこぶし一つ分にして空気の流れをつくる。
広い部屋よりも狭い部屋に干した方が湿度や温度をコントロールしやすくなります。

 

洗濯ブラザーズ
茂木貴史、茂木康之、今井良の3人で結成し、毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をするプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営するかたわら、劇団四季、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行う。また、オリジナルのナチュラル洗剤を開発し、好評を博している。
毎日の洗濯が、「嫌いな家事」から「好きな家事」になるように、洗濯の楽しさを伝える活動を実施。メディア出演が急増中。著書に8万部突破のベストセラー『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(アスコム刊)。

公式サイト

 

 

 

ニュースリリースPDF版は、以下よりご覧ください。

ニュースリリースPDF
(PDF/1.25MB)

本件についてのお問い合わせ先

リンナイ株式会社 広報部:052-361-8211(代表)

 

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。