ニュースリリース

2017年11月06日

【熱と暮らし通信】「入浴習慣」に関する意識調査

~ 入浴科学者 早坂信哉先生監修 入浴のタイプ別診断公開 ~

安全かつ健康な入浴は "時間10分以下×温度40℃以下"
推奨したい「健康手抜き風呂」を実践している人は約2割

「健康手抜き風呂」の人ほど頭痛や便秘、薄毛などの悩みが少ない傾向
さらに、冷え性の悩みも少ないという意外な結果が明らかに
41℃以上の「江戸っ子風呂」・「熱中症風呂」の人ほど高血圧という結果も

11月に入り一段と冷え込み、お風呂がいっそう気持ち良い季節となりました。健康や美容にも良く、日本では古くからお風呂文化が親しまれてきました。一方で近年では、家庭の浴槽での溺死者数が平成27年に4,804人となり、平成16年の2,870人と比較し11年間で約1.7倍に増加している状況でもあります。
この度、熱で暮らしを豊かにするリンナイ株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:内藤 弘康)では、寒さが本格化する冬季に向けて、入浴習慣の実態や健康状態との相関関係を探るべく、全国20~70代の男女 計960名を対象に「入浴習慣」に関する意識調査を実施しました。

【 主な調査結果 】

入浴事故の危険性が少ない「健康手抜き風呂」を実践している人はたった2割

約3割の人はヒートショックの危険性が高い「熱中症風呂」で入浴

「健康手抜き風呂」の人ほど、頭痛や便秘、薄毛の悩みが少ない傾向

高血圧と診断されたことが多いのは「江戸っ子風呂」・「熱中症風呂」

「健康手抜き風呂」の人ほど冷え性の悩みが少ないという結果に

「健康手抜き風呂」を実践している人ほど幸福に思っている人が多い傾向

暖房環境について調査!浴室にも脱衣所にも暖房機がない人は約6割と多数

※調査結果全文は最下部のPDF版をダウンロードしてご確認ください。
以下の設問番号はPDF版の抜粋です。

【 調査概要 】

調査時期 :2017年9月30日(土)~10月2日(月)
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :20~70代 男女 計960人
調査エリア :北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州

※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【リンナイ調べ】とご明記ください。

【 調査結果 】

入浴習慣の実態を調査!浴槽に浸かる入浴を毎日行う人は約4割
入浴時間の全国平均は15.2分、浴槽の温度は42℃が最も多い結果に

浴槽に浸かる入浴を1週間のうち何日行うかを伺ったところ、「7日」と回答した人が最も多く、43.9%という結果となりました。また、入浴時間については平均が15.2分。エリア別にみると、最も長かったのは九州の18.5分、最も短かったのは中部エリアの13.3分と、約5分の差がありました。冬場の温度設定では、42℃が最も多く、40~42℃がボリュームゾーンということがわかりました。

Q1. あなたは浴槽に浸かる入浴を、1週間に何日行いますか?(単一回答 N=960)

Q2. あなたは普段、入浴に何分かけますか?「浴槽に浸かる時間」について、最も近いものをお聞かせください。(単一回答 N=758)

平均入浴時間 15.2分

【 エリア別・長風呂好きランキング 】

Q3. ご自宅の浴槽について、冬場のお湯の温度を教えてください。給湯器の温度設定がある場合、その温度をお答えください。(単一回答 N=758)

入浴事故の危険性が少ない「健康手抜き風呂」を実践している人はたった2割
約3割の人はヒートショックの危険性が高い「熱中症風呂」で入浴

入浴習慣の結果をうけて、入浴時間と入浴温度を軸に、入浴習慣を4つのタイプに分類しました。安全かつ健康的な入浴とされる「10分以下×40℃以下」の入浴を行っている人は20.4%と2割程度しかいませんでした。

記載内容に誤りがありましたので、以下のとおり訂正しております。

【11月10日 訂正】

・グラフ上文章
<誤> 「10分以下×40℃以下」の入浴を行っている人は23.1%と2割程度しかいませんでした。
<正> 「10分以下×40℃以下」の入浴を行っている人は20.4%と2割程度しかいませんでした。

・グラフ内左下
<誤> 推奨!"健康手抜き風呂" 23.1%
<正> 推奨!"健康手抜き風呂" 20.4%

「健康手抜き風呂」の人ほど頭痛や便秘、薄毛の悩みが少ない傾向
さらに、その他の入浴タイプに比べて糖尿病(かかる可能性が高い人を含む)が半分以下
高血圧と診断されたことが多いのは「江戸っ子風呂」・「熱中症風呂」

悩んでいる症状について入浴タイプ別にみると、「健康手抜き風呂」を実践できている人ほど、その他の入浴タイプに比べて、肩こりや頭痛、便秘、汗かき、薄毛など多くの項目において悩んでいる人が少ないということがわかりました。また、実際に病院で診断されたことのある病気の有無別にみても、 「健康手抜き風呂」を実践している人ほど診断されたことある項目が少なく、糖尿病についてはその他のタイプよりもかかったことがある人・かかる可能性が高いと診断された人が半分以下という結果が明らかになりました。41℃以上の入浴を行っている「江戸っ子風呂」、「熱中症風呂」の人は、高血圧性疾患のリスクが高いことが判明しました。

Q4. 次のうち、あなたが悩んでいる症状があれば全てお選びください。(複数回答 N=700)

Q5. あなたはこれまでに、次の病気にかかった、あるいはかかる可能性が高いと診断されたことがありますか?
当てはまる病気を全てお選びください。(複数回答 N=700)

「健康手抜き風呂」の人ほど冷え性の悩みが少ないという結果に
「江戸っ子風呂」の人はニキビ・肌の乾燥・オイリー肌の悩みが少ない傾向

冷え性について入浴タイプ別にみると、温度が低く入浴時間の短い「健康手抜き風呂」を実践している人が、冷え性の悩みが最も少ないということが判明しました。一方で肌トラブルについては、入浴時間は短いがお湯の温度が高い「江戸っ子風呂」を実践している人ほど、ニキビやオイリー肌などの悩みが全体的に少ないということがわかりました。

Q6. 次のうち、あなたが悩んでいる症状があれば全てお選びください。(単一回答 N=700)

【 入浴タイプ別・冷え性データ

【 入浴タイプ別・肌の悩み別データ

「健康手抜き風呂」を実践している人ほど幸福に思っている人が多い傾向

現在の生活を幸福に思うかどうかを入浴タイプ別にみると、「健康手抜き風呂」を実践している人ほど幸福度が高いことがわかりました。

Q7. あなたは、現在の生活を幸福だと思いますか?(単一回答 N=700)

各入浴タイプについての特徴と、気をつけるべきポイントを早坂先生に解説いただきました。

入浴タイプ別診断

  • お手軽な手抜き入浴で十分

    (10分以下×40℃以下)

    ややぬるく、また時間も短く感じられますが、40℃で10分の入浴を行うことで体温が上がり、血流も改善します。血流が改善すると疲労も回復し、慢性の痛みも和らぎます。また、ヒートショックと呼ばれる血圧の急上昇が少なくなり、入浴後の皮膚の過乾燥も少なく済みます。時間もかからず手間いらずで簡単ですが、安全で健康効果は抜群です。

  • 長風呂には保湿成分のある入浴剤を活用

    (11分以上×40℃以下)

    美容目的でぬるいお風呂に長時間入っている方はいませんか?長く入り過ぎると保湿成分が皮膚から流失して入浴後に肌が乾燥します。また、ぬるくてもあまり長く入っていると体温があがり脱水になったりのぼせたりします。長く入りたい人は途中でお湯から出たり、保湿成分の入っている入浴剤の利用や浴室で使う"お風呂保湿化粧品"を使うと良いでしょう。

  • 入浴前のかけ湯やぬる湯からの追い炊きを

    (10分以下×41℃以上)

    俗に"熱い風呂にさっと浸かるのが江戸っ子"などと言われますが、高温の湯に短時間浸かるのがこの入浴法。入浴時間が短いのでのぼせの心配は少ないのですが、急な高温浴はヒートショックと言われる血圧の急上昇を引き起こし、脳出血などの引き金になります。熱い湯が好きな人は十分なかけ湯と、ぬる湯からの追い炊きで徐々に熱い湯に体を慣らすようにしましょう。

  • 入浴前にかけ湯を、汗ばんだら休憩を

    (11分以上×41℃以上)

    熱い湯の長時間浸かるという最もリスクの高い入浴法。熱い湯に入った瞬間のヒートショックによる血圧の急上昇と、長時間の入浴による熱中症の危険性があります。熱い湯を好む人は入浴前の十分なかけ湯やぬる湯からの追い炊き、また汗ばんだら途中で一度湯から出るなどの工夫をするといいでしょう。

早坂 信哉 先生
東京都市大学人間科学部教授、医師、博士(医学)、温泉療法専門医。お風呂を医学的に研究している第一人者。「世界一受けたい授業」「ホンマでっか!?TV」など多数のメディアに出演。主な著書は『たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法』(KADOKAWA)、『入浴検定 公式テキスト お風呂の「正しい入り方」』(日本入浴協会)など。

 

ニュースリリース全文は、以下よりご覧ください。


(PDF/1.53MB)

 

本件へのお問い合わせ先

リンナイ株式会社 広報部: 03-3471-7533

 

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。