
2012年3月期
当期の連結業績は、売上高2,466億36百万円(前期比3.0%増)、営業利益266億34百万円(前期比5.5%増)、経常利益289億7百万円(前期比7.8%増)、当期純利益168億7百万円(前期比8.4%増)となりました。
東日本大震災以前からの住宅設備機器の買替需要増に加え、電力不足問題を背景としたガス機器への販売シフトが進み、厨房機器においては、高価格帯商品の機能を中級ゾーンへと展開して魅力を高めたビルトインコンロ「Verie(ベリエ)」シリーズの販売が伸長いたしました。給湯機器においては、環境性に優れた高効率給湯器「エコジョーズ」シリーズが売上増に大きく貢献しました。また、空調機器においては、消費者の節電意識の高まりによりガスストーブやガスファンヒーターの販売が伸長いたしました。日本の売上高は1,751億7百万円(前期比5.5%増)、営業利益は203億18百万円(前期比11.7%増)となりました。
ボイラー業界において高いシェアを持つ当社グループは、底堅い買替需要と年初の寒波の影響により市場規模が拡大する中、新製品の投入効果などによりガスボイラーの販売を伸ばしました。現地の売上は前年を上回ったものの、為替の影響を受け、韓国の売上高は217億29百万円(前期比1.6%減)となりました。また、収益性の改善が順調に進み、営業利益は8億14百万円(前期比14.2%増)となりました。
現地経済の回復の遅れにより、市場では消費者の低価格志向が続いており、貯湯式給湯器からガスタンクレス給湯器への切替えが伸び悩み、当社の給湯器販売は前年を下回りました。アメリカの売上高は115億84百万円(前期比10.9%減)、営業利益は2億42百万円(前期比69.6%減)となりました。
環境先進国であるオーストラリアの積極的な環境政策の一環として、電熱貯湯式給湯器の販売禁止が段階的に施行されており、ガスタンクレス給湯器への切替えが進んでおります。しかし、業績好調の要因の一つであったFF暖房機の学校向け補助金制度が終了となり販売が前年を下回ったことなどにより、オーストラリアの売上高は149億93百万円(前期比2.4%減)となりましたが、高付加価値商品であるガスタンクレス給湯器の販売が好調なため、営業利益は31億39百万円(前期比15.4%増)となりました。
地方都市の成長に伴うガスインフラの整備拡大により、主力商品となるガス給湯器の現地販売は伸長しておりますが、為替の影響を受け、中国の売上高は116億6百万円(前期比2.2%減)となりました。また、材料費の高騰が利益を圧迫し、営業利益は5億23百万円(前期比56.4%減)となりました。