名古屋から、
幸せのエネルギーを
広げていく

技術系社員

開発(電子) / 制御ソフト開発室 
冨山 貴史(2013年入社)

エネルギー理工学専攻

名古屋から、
幸せのエネルギーを
広げていく。

開発(電子) / 制御ソフト開発室
冨山 貴史(2013年入社)エネルギー理工学専攻

絶対に、
不具合が出ない仕様書をつくる。

マイコンプログラムをつくることが部署全体の仕事ですが、大きく2つに分かれています。プログラミングをするソフトグループと、そのプログラムを組むための仕様書をつくる制御グループで、私は後者に所属しています。簡単に言うとプログラムが機械の言語であるのに対し、仕様書は人が使う言語。商品の開発や試験を担当するメンバーと“このスイッチを押したらこういう動きをする”という内容を共有し、それを仕様書に起こします。プログラミングするための“指示書”のようなものと思っていただけたらわかりやすいと思います。特に給湯リモコンは表示される項目が多いので、どういう動きをするか、不具合が出ないよう構成を細かく記しますが、商品によっては200ページに及ぶこともあります。幅広い世代の人が使うものですから、音声が出るものなど基本的に丁寧な作りになっていて、それだけ裏側の仕様書のボリュームも増えていきます。ただ、あれもこれも増やしていくと作り手の手間も増え、それだけ不具合がでる可能性が増す、というリスクがあります。丁寧さが裏目に出るような本末転倒は避けなければなりません。どれだけ動作項目が増えても絶対に不具合を出さない。そして、正常に動かすことが私たちの使命です。

身近なところから
コツコツと。

学生時代は、原子力発電や核融合を専攻。家庭用よりも、スケールの大きなエネルギー分野でした。研究内容を家族に話しても、親の頭の中は「?」が残るだけでした。だからというわけではないのですが、もう少し生活に身近な領域で学んだことを活かしたいと思ったのです。“身近”は僕のキーワードかもしれません。できれば地元の三重、大学生活を送った名古屋など東海圏で働きたいという強い想いがありました。リンナイは家庭用エネルギーの分野でシェアトップですし、その土地その土地で仕様を変えたりして、地域の“暮らし”に密着しています。それも入社の決め手でした。今後もまずは身近なところから、まわりに頼られる人になりたいですね。部署に何でも知っている先輩がいます。どんなときも困ったことに必ず答えてくれるカッコいい人。あんな風になれたらと思っています。それには明確な理由があるんです。仕様書は、まず他部署のメンバーと話すところから始まるからです。僕自身が交流関係をもっともっと広げて連携がスムーズになれば、もっといい製品がつくれるはず。その積み重ねで、身近な人にさらなる便利をお届けし、暮らしの中に幸せを提供していきたいですね。