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トップメッセージ

代表取締役社長 内藤弘康

環境や健康に貢献する付加価値の高い商品をお届けし世界中で「選ばれる」ブランドへ

代表取締役社長
内藤弘康

持続可能な「より良い社会の実現」に向けて、「健康と暮らし」を新たなキーワードに

当社は1920年の創業以来、皆様の豊かな暮らしに貢献する企業として「安全・安心」「快適性」「環境性」をキーワードに、給湯機器、厨房機器、空調機器などの多様な商品の提供を通し発展をとげてきました。現在、リンナイグループは日本を含む17の国・地域に拠点を持ち、世界80ヶ国以上に商品を展開、世界各国それぞれの生活文化・気候条件・エネルギー事情に合った最適なソリューションを提供し、現地社会の暮らしに貢献することをポリシーとして事業を行っております。
近年、当社を取り巻く事業環境は国内では環境貢献や省エネ意識の高まりを受け、高効率ガス給湯器などがさらに拡販するとともに、キッチン周辺商材やガス衣類乾燥機などの販売が好調に推移していますが、エネルギー自由化の影響や材料費の高止まりなどによって全体としては厳しい状況が続いています。一方、海外においては、米国における新商品の積極的な投入などにより売上は順調に推移していますが、アジア諸国では同業他社との競争が激化するなど厳しい環境が続いています。
そのような中、中期経営計画「G-shift 2020」の初年度となった2018年度は「熱と暮らし」「健康と暮らし」をキーワードに、グローバル市場で生活レベルの向上に寄与していくことや、自社のコア技術に新しい技術を取り込み応用・発展させた独自の製品・サービスを創出すべく、新たな取り組みを進めてまいりました。販売面では中国やアメリカなどの海外事業が順調であったことで増収となりましたが、損益面では国内で高付加価値商品が伸び悩んだことや海外で販売促進費が増加したことなどによって、営業利益は減益となりました。この結果、当期の実績は売上高3,480億22百万円(前期比0.3%増)、営業利益308億79百万円(前期比6.0%減)となりました。

  • 中期経営計画「G-shift 2020」

    (G=Global、Generation、Governance)

  • 中期経営計画 「G-shift 2020」
連結 中期経営計画 数値目標(単位:億円)
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
実績 計画 計画
売上高 3,480 3,560 3,720
売上高内訳 国内 1,725 1,760 1,785
海外 1,755 1,800 1,935
(海外比率) 50.4% 50.6% 52.0%
営業利益 308 320 340
営業利益率 8.9% 9.0% 9.1%
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お客様のより快適で便利な暮らしと持続可能な社会に貢献することが使命

昨今、SDGsやESGといったキーワードが注目される中、持続可能なより良い社会の実現をめざすうえでは、当社の環境性能に優れた商品は大きな強みになると考えています。ガスと電気を熱源としたハイブリッド給湯・暖房システムECO ONE(エコワン)は、給湯時における高い省エネ性能を誇り、昨年度は環境省主催のCOOL CHOICE LEADERS AWARD 2018において「環境大臣賞」を受賞いたしました。さらにはZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及に向けた当社主催セミナーを開催するなど、商品開発以外にも環境貢献に向けた取り組みを推進しています。
また、安全・安心で不具合のない商品づくりはもちろん、「ラク家事」をキーワードに家事の時短化に貢献するガス衣類乾燥機や自動調理機能付きのビルトインコンロなど、快適性・利便性を提供する新商品の開発にも取り組んでいます。中でもガスの温風で衣類を素早く乾燥させるガス衣類乾燥機は共働きのご家庭からの評価が高く、2018年度は従来の5kgタイプに加え、多様な家庭環境に対応する3kgと8kgタイプを発売、また人手不足に悩む介護施設や理美容院などの商業施設での活躍も期待されています。

将来のさらなる飛躍を見据えて事業領域拡大の取り組みに注力

こうした状況の中、国内においては、将来の成長を見据えて事業領域の拡大をめざした取り組みも進めています。2018年に新設した「ビジネス企画部」では、潜在的なニーズを掘り起こすマーケティングや従来の枠にとらわれない新しいビジネスの創出、中長期的な視点での商品企画に取り組んでいます。営業・開発部門から完全に切り離し、従来とは違った形での情報収集を行い、独自のビジネスモデルの創出、他社との協業による技術革新、新規技術の用途開発など、幅広い選択肢の中で事業領域の拡大を進めてまいります。
海外における主な取り組みとしては、中国では米中貿易摩擦の影響で2018年末から経済状況に不透明感があるものの日本で培った合理的な商品設計や技術を取り入れた生産により、確実に成長していく形ができたと考えています。また、米国では2018年4月からタンクレス給湯器の現地生産を開始し、さらに2021年には新工場が稼働する予定です。このように現地での生産体制の強化を図ることで、グローバルでの着実な成長をめざします。

ロゴマークを刷新、新生リンナイ始動。グローバルで通用するブランドへ

当社では中期経営計画「G-shift 2020」の重点施策として「ブランディングの推進」を重要テーマの一つに掲げてグローバルブランドとしての価値向上をめざし、2019年4月1日にリンナイ(Rinnai)ロゴを一新、リンナイブランドの世界観を表現する基本デザイン要素(ビジュアルアイデンティティ)を刷新しました。そして、リンナイブランドがお客様と社会へ約束する言葉として、ブランドプロミス「Creating a healthier way of living」を制定し、世界で通用するブランドを構築する決意を表明いたしました。この新しいロゴマークを新生リンナイの象徴として、健全で心地よい暮らし方を創造していくブランドイメージの醸成をめざします。そのためにも従来の「熱と暮らし」に加えて「健康と暮らし」も新たなテーマとし、熱機器だけにこだわらない独自の製品やサービスを提供し、「リンナイの商品だから手に入れたい」と、お客様から選ばれる強いブランドに育てていきたいと考えています。
こうしたブランド力の強化に向けて、従業員にはより自発的かつ自由にアイデアを出し、良いと思ったモノを、失敗を恐れずに商品化に向けてチャレンジしていくことを期待しています。そうした意欲の向上を促すために、前向きに取り組む従業員を評価する制度への改善や、幅広い知識と柔軟な発想を養うためのジョブローテーションの実施などを積極的に取り入れてまいります。もちろん、リンナイが今まで大事にしてきた「品質こそ我らが命」「コンプライアンスの徹底」「アットホームな社風」の姿勢は変えることなく、多様な働き方の促進やさらなる生産性の向上をめざしていきます。
また、当社は2020年9月1日に創業100周年を迎えるにあたり、前後を含めた2019年~2021年の3年間を、お客様をはじめ多くのステークホルダーの皆様への感謝と、次の100年の歩みへ結びつける周年事業期間と位置づけ、様々な周年施策を展開してまいります。
2020年に迎える創業100周年、そしてその先の将来に向けて、安全で品質に優れ、便利で快適な商品をお届けすることを通じて、お客様の快適な暮らしと持続可能な社会の実現に貢献してまいります。ぜひこれからのリンナイグループにさらなるご期待をいただくとともに、末永くご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

将来のさらなる飛躍を見据えて事業領域拡大の取り組みに注力
  • 新しいロゴマーク
  • 創業100周年事業スローガン・ロゴ