地球温暖化防止

地球温暖化による影響で気候パターンが大きく変動することで、持続可能な社会の構築を妨げるおそれがあります。当社は、熱に関する技術・ノウハウの継承と様々な技術革新を通じてエネルギー使用量を最小限に抑え、CO2排出量の抑制に寄与する取り組みを推進しています。

環境配慮商品の普及を通じた省エネへの貢献

当社は、製品ライフサイクルの中で「使用時」におけるCO2排出量が圧倒的に多いため、2020年、2030年を見据えて商品における環境負荷低減に取り組み、事業活動を通じた環境貢献に努めています。

環境配慮設計への取り組み(製品アセスメント)

製品アセスメント規程に基づき、商品企画・設計の段階から環境に配慮した商品開発を実施しています。機器の省エネルギー性はもちろんのこと、省資源性やリサイクル率の向上など、従来モデルより環境負荷が低減された機器の開発を行っています。

CO2排出量原単位※1を35%削減

環境行動計画「7E戦略」において、2017年度までにCO2排出量原単位を基準年比8%削減するという目標を設定し、2017年度は35%削減しました。CO2排出量(総量)については、前年度比99.3%となりました。毎年全拠点で実施している夏の節電活動をはじめ、生産設備、照明や空調における省エネをもう一段進めたことで大幅な削減となり、目標を達成することができました。

排出量原単位を22%削減

※1 CO2排出量原単位:リンナイの定める単位基準あたりのCO2排出量。毎年1%以上の削減を目標としている。
算定範囲:リンナイ株式会社

整流化による効率アップ活動

当社は、省エネ法に基づく特定事業者として、エネルギー管理方針・目標を定めてエネルギーの合理的な使用に取り組んでいます。モノづくりにおける整流化の推進は、生産性の向上、そして総エネルギー使用量の削減につながります。プレスから組立(梱包)までの「一貫生産体制」を基本に、「あらゆるロスがエネルギーのロスにつながる」という意識で「運搬・手待ち・在庫」などのロス低減活動を行っています。

省エネルギーへの取り組み

主な省エネへの取り組み

更新・新規導入(投資あり) LED照明・高効率空調機器への更新など
運用の最適化(製造系) 生産設備の集約、コンプレッサー設定圧力・始動/停止時刻の最適化、炉の使用効率改善による稼働時間の短縮、ボイラーの排熱利用、エアー漏れ撲滅活動など
運用の最適化(事務系) 照明の間引き、空調温度管理と使用抑制、空調機器や給茶機の使用時間短縮、グリーンカーテン・よしずを利用した空調負荷抑制など
その他 クールビズの早期実施と実施期間の拡大など

再生可能エネルギーの利用

当社グループは、国内・海外拠点において、太陽光・風力などの再生可能エネルギーの利用促進に努めています。2017年度における年間総発電量は5万kWhでした。

  • 小型風力・太陽光発電装置(本社駐車場)
    小型風力・太陽光発電装置(本社駐車場)
  • 太陽光発電装置(技術センター)
    太陽光発電装置(技術センター)

物流改善

  • 総合物流センター
    総合物流センター

当社は、省エネ法の特定荷主として策定したエネルギー使用の合理化計画に基づき改善を推進しています。当社の多くの商品は、日本での生産後、アジア・欧米をはじめとする各国、国内各地で販売されます。その要となる総合物流センターでは、物流に関わるエネルギー使用状況を適切に管理するとともに、物流の効率化を通じたエネルギー使用量削減に取り組んでいます。
全国に点在している拠点倉庫の統廃合を行うことで、これまで重複していた在庫保有、不要不急の生産や横持ち輸送※2を削減した事例は、その一例です。

2018年には、首都圏を中心とする東日本エリアの物流機能の強化をめざし、
神奈川県厚木市に東日本物流センターを開設しました。総合物流センターと、東日本物流センターの東西2拠点体制で、リードタイムの更なる短縮とエネルギー使用量削減に取り組んでいきます。

※2 横持ち輸送:主に自社工場と倉庫間など、本来の届け先(お客様)以外への荷物の移動業務

物流量・CO2排出量の推移

算定範囲:リンナイ株式会社

(年度)

年度 2012 2013 2014 2015 2016 2017
物流量(万トンキロ) 6,587 6,836 6,763 6,429 6,228 6,952
CO2排出量(tCO2e) 10,440 10,967 10,756 10,545 11,083 10,891

主な取り組み

  • ・グループ間の荷物積み合わせの拡大
  • ・商品配送ルートの見直し・適正化
  • ・巡回便の有効活用
  • ・モーダルシフトの活用※3
  • ・1パレットあたりの段積み数の増加
  • ・環境に配慮した運転の推奨

※3 モーダルシフト:トラック輸送による貨物輸送から、大量輸送機関である鉄道、または海運へ転換すること

エコドライブへの取り組み

営業拠点では、車両運行状況を数値化して一括管理することができるシステムを導入して安全・エコドライブを推進しています。これは、運転時の速度超過や急発進・急減速発生時に、管理者へメールが自動送信される仕組みで、導入前に比べ年間約5%の平均燃費の向上につながっています。公道における交通事故や違反減の効果も期待され今後全社へ展開していきます。また、当社全国拠点の駐車場近くにアイドリングストップの看板を設置し、エコドライブへの協力を呼びかけています。

エコドライブ優良活動認定証

  • エコドライブ優良活動認定証

公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が主催する「平成29年度エコドライブ活動コンクール」一般部門において、リンナイの関西支社がエコドライブ優良活動認定を受けました。