豊かにする製品を
次々と生み出す。
そのためにできること。

技術系社員

開発(商品) / 温水機器開発室 
中野 達郎(2014年入社)

情報工学専攻

豊かにする製品を
次々と生み出す。
そのためにできること。

開発(商品) / 設備工機室
中野 達郎(2014年入社)情報工学専攻

生産効率を圧倒的に改善する、
シミュレーション技術の開発。

「製品の一部をつくるより、最終製品をつくりたい」。実家がリンナイの製品を使っていたこともあり、人々の暮らしに影響を与えたいと思ったのが、リンナイへの志望理由でした。現在の自分の役割は、シミュレーション技術を活かして生産方法を改善すること。人々の暮らしを支えるリンナイの製品は、極寒地でも灼熱地でも正常に動くことが求められます。基準となる製品耐性や技術レベルが高いため、これまでは「試作」して、「試験」を行い、「改善」する、その途方もない繰り返しが主な開発方法でした。このプロセスの弱点は、開発期間もコストも膨大になってしまうこと。より効率的な開発方法を確立するために、シミュレーション技術を発展させ、できる限りPCのなかで完結させることが最終ゴールです。言葉にすると簡単ではありますが、ソフトウェアでの計算結果と実際の実験結果にズレが生じることがほとんど。その都度原因を解明し、シミュレーション技術を向上させています。いずれこの技術が確立したときに、リンナイの製品開発ペースは向上し、より多くの製品を世の中に届けることができるはずです。リンナイが、さらに人々の暮らしに寄り添った企業になっていくために。私の挑戦は続きます。

モノづくりから、
コトづくりのリンナイへ。

2020年に100周年となるリンナイは、社内の雰囲気もより挑戦的な社風となりつつあります。代表的なものは、新規事業を目的とした新しい部署が立ち上がったことですが、私が所属する開発室のなかでも変革の兆しが現れています。例えば、ワークショップの実施。これは、新たな製品・付加価値を部内で発表する機会です。ルールやアイデアの制限はありません。これまでのガス機器にこだわらず、自由に発想し、新たな製品開発やビジネスチャンスを模索しています。普段の業務とは異なる脳を使うことや、周りのメンバーの斬新なアイデアに触れ、刺激的な機会となっています。そのなかで現在私が着目しているのは、加速する高齢化社会です。人々の暮らしも生活スタイルも、これまでとは変わりつつあります。そのなかで、例えば、リンナイが提案する理想的な老後の暮らし方とは?介護が必要な方へのサポートとは?。人々の暮らしに寄り添ってきたリンナイだからこそ、やれることは大きく広がっていると思います。これまでのモノづくる企業から、快適な暮らしを提供していく企業へ。リンナイの進化に合わせて、自分も大きく成長していきたいと思います。