世界を舞台に、
次の時代の
当たり前をつくる。

技術系社員

開発(電子) / 電子開発室 
久保田 慶三(2021年入社)

電気電子工学専攻

世界を舞台に、
次の時代の
当たり前をつくる。

開発(電子) / 電子開発室
久保田 慶三(2021年入社)電気電子工学専攻

国が違えば、
製品の使われる環境も違う。

リンナイでは製品のIoT化が進んでいます。ビルトインコンロのDELICIAは、Bluetoothでスマホをつなぎ、レシピを選択すれば自動調理が可能。このように家電をスマホから操作することは、現代では世界的に馴染みある光景になってきています。ただ、この分野はまだまだ発展途上。すべてが世界のあたりの前になっている訳ではありません。私が所属するチームでは、アメリカ向けの給湯器の開発を行っており、IoTの技術を使ってアメリカにはまだなかった新機能を搭載した給湯器の開発に携わりました。国が違えば、製品の使われる環境も異なります。日本だと給湯器は家の外に設置してあるものですが、アメリカでは家の中に設置してあるのが一般的。そのような環境も考慮し、機能をきちんと動作させるためには様々な試験を行わなければなりません。苦労した点は、普段の業務でも行っている電気分野の試験の他に、通信分野の試験を企画から考えて実施したこと。問題を洗い出して日本国内で試験をし、さらに現地のエンジニアと連携してテストを繰り返すことで地道に試験の枠組みをつくっていきました。このような大きなプロジェクトに、若手のうちから参加できるのもリンナイの魅力のひとつだと思います。

次の時代の当たり前と
なるものを生み出したい。

就職活動をしていた頃に大切にしていたのは、ものをつくるだけではなく、次の時代の当たり前となるようなものを生み出せる環境があること。リンナイは私の地元である愛知県に本社があり、特にガスコンロや給湯器では全国的にも知られる企業。リンナイのものづくりは生活に根ざした製品が多く、今の時代の当たり前となるものをつくっているとも言えますが、未来を考えると新たな付加価値を生み出していかなければならないと思っています。例えば、ガスコンロは便利さの実感を得やすいものですが、給湯器は価値を感じづらいもの。これからは、スマホで操作してお湯を張って、同時に脱衣所に床暖を入れたり、不審者が来たときにお湯で追い返すような、今は存在しないような機能もつけることができると思っています。そうやって、給湯器にあって当たり前の新機能を増やすことで、給湯器の価値そのものを引き上げていきたいです。直近の目標は、IoTを絡めた新しい発想の製品を開発すること。単に便利な機能を増やすのではなく、暮らしを一変させるような新しいサービスを考える発想で、社会に、そしてリンナイにとって当たり前となるような製品を生み出していきたいです。